【予防接種】ワクチンを知る♪「4種混合?ヒブ?ロタ?知らないままにしていたら要注意!接種回数の時期や種類別の副反応についても」(生後46日)

【赤ちゃん予防接種】ワクチンを知る♪「4種混合?ヒブ?ロタ?知らないままにしていたら要注意!接種回数の時期や種類別の副反応についても」(生後46日)

【赤ちゃん予防接種】ワクチンを知る♪「4種混合?ヒブ?ロタ?知らないままにしていたら要注意!接種回数の時期や種類別の副反応についても」

生後46日です。前回は予防接種についての基礎知識をまとめました。
定期接種や任意接種についてや、予防接種を受ける前の注意点について記事にしました。

今回は引き続き、予防接種のことについてです。
各ワクチンについて、それぞれどんなものなかを1つ1つ簡潔にまとめました。

どんな副反応が起こる可能性があるのか。接種をする回数や時期についても理解することが出来ます。
間隔をしっておけばスケジュールもつきやすくなります。是非参考にしてください。

赤ちゃん密着24時(生後46日)

生後46日です。この日は深夜の1時くらいから5時くらいまで1度も起きること無く連続で4時間ほど寝てくれました!
ここのところ安定的に寝てくれて大変有り難いです。我々夫婦も同様とはいきませんが当初よりは寝れるようになって助かっています。

夜だけミルク80ccにして昼間は60ccにしています。この作戦が功を奏したのか夜に寝てくれています。
それと、この日は日中も1時間2時間とチラホラお昼寝も繰り返しました。こうなると夜に寝てくれるか心配になります。

排尿排便も順調にあります。体重も4,000グラムまであとすこし!

時間 尿 便 授乳 その他
0時 1回   1回 ミルク80cc
1時 2回   1回
2時        
3時  
4時      
5時 1回   1回 ミルク80cc
6時 2回 1回 1回  
7時 1回    
8時   1回 1回
9時 1回     ミルク60cc
10時    
11時      
12時 1回   1回  
13時 1回   1回 ミルク60cc
14時      
15時 1回   1回
16時 1回 1回 1回  
17時     ミルク60cc
18時 1回    
19時      
20時 1回   1回  
21時 1回     お風呂 ミルク80cc
22時 3回 1回 1回
23時  
合計 18回 4回 11回 体重3,950g(前日比±0)【睡眠】約11時間 【体温】37.1度 ミルク420cc

予防接種とワクチンの種類

前回の記事を軽くおさらいしてみます。

予防接種は主に「定期接種」と「任意接種」に分けることができます。

定期接種は国が強く推奨している予防接種です。

今回記事にしている対象の定期接種のワクチンも以下のとおりです。

  • ヒブ
  • 小児科用肺炎球菌
  • 4種混合(ジフテリア・百日ぜき・破傷風・ポリオ<小児麻痺>)
  • 日本脳炎
  • BCG
  • MR(麻疹・風疹混合)
  • 水痘(水ぼうそう)
  • B型肝炎

任意接種は親が子供の健康状態や、感染の流行などを考慮して自己負担で接種をするか決めることが出来ます。

今回記事にしている対象の定期接種のワクチンも以下のとおりです。

  • ロタウィルス
  • インフルエンザ
  • おたふくかぜ

任意は受けなくてもよいという意味ではありません。
定期も任意も赤ちゃんのために積極的に接種してあげるべきものと捉えましょう。

ワクチンも「生ワクチン」「不活化ワクチン」の2つの種類にわけることができます。

生ワクチンは抵抗力をつけるために数週間かかります。生きた病原体を弱めたワクチンです。

不活化ワクチンは抵抗力をつけるために複数回の接種が必要です。免疫に必要な成分を抽出したワクチンを使用しています。

ここでは簡易的に説明しましたが詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

以下でははワクチンの種類についてまとめます。
防ぐ病気や接種時期、回数など「副反応」や受診の目安についても明記しますので確認しておきましょう。

ヒブ(Hib)

ヒブは0歳から4歳に多く、重症化しやすい細菌髄膜炎などを予防する不活化ワクチンです。ヒブは定期接種の対象となります。

細菌髄膜炎とは発症頻度がウィルス製髄膜炎より低いのですが、重症化しやすく発熱や激しい頭痛が起こります。
その他、吐き気や嘔吐にくわえて痙攣や意識障害がおこることもあります。

0歳から4歳のうちにかかる細菌性髄膜炎の約半数程度はヒブが原因です。

ヒブは急性喉頭炎(クループ)、中耳炎、肺炎、骨髄炎、関節炎を引き起こすこともあります。
5歳以上では重症の感染症を起こすことは稀です。しかし0歳から4歳は注意が必要です。

世界的にみても300万人以上の子どもたちがヒブによる感染症にかかり、30万人から40万人の子どもが死亡している事実もあります。

ヒブの接種時期や回数について

ヒブは生後2ヶ月から6ヶ月頃までに、医師の判断にもよりますが約4週間から8週間の間隔をあけてまずは3回接種します。
4種混合と同時期にヒブを受ける場合は病院に相談しましょう。

そしてヒブ3回目の接種後は7ヶ月以上空けて、1歳を過ぎてから再び1回接種します。結果4回の接種となります。

ただし例外もあります。7ヶ月から1歳未満にヒブを開始した場合は、約4週間から8週間の間隔で2回接種します。
ヒブ2回目の接種後は約1年の間隔をあけて、1回接種します。結果3回の接種となります。

また、1歳から5歳未満の場合は、1回のみの接種となります。

ヒブは接種を受ける月齢やスケジュールによって異なりますので病院に確認しましょう。

ヒブの接種の仕方や注意点

ヒブとは「ヘモウィルス・インフルエンザ菌b型」のことを指します。B型インフルエンザとは異なるものです。
ヒブワクチンは細菌の一種でインフルエンザ菌b型をタンパク質と結合させてつくった不活化ワクチンです。

接種は皮下注射でおこないます。5歳をすぎればヒブによる重症の感染症を引き起こす可能性はほとんどありません。
しかし0歳から1歳の間は特に注意が必要でしょう。ですからヒブの接種は2歳までには終わらせておきましょう。

4種混合と同時接種の場合はヒブは、反対側の上腕に注射します。

ヒブの副反応について

ヒブは接種後12時間から24時間程度で、注射をした部位が赤くなることがあります。
腫れたりすることもありますが、ほとんどの場合は3日程度で自然に治ります。

ヒブの副反応が出る頻度は4種混合より少し多い程度です。

稀にですが発熱や不機嫌になることもあります。その他、食欲不振や下痢の症状もでることがあります。
症状が重いと判断したらすぐに病院へ連絡しましょう。

また、ヒブの摂取回数が増えても副反応が増加することはありません。

小児用肺炎球菌

小児用肺炎球菌は細菌性髄膜炎などの重症化が恐ろしい感染症を予防する不活化ワクチンです。小児用肺炎球菌は定期接種の対象となります。

肺炎球菌は肺炎の原因になる細菌です。
赤ちゃんの場合は肺炎だけでなく髄膜炎や敗血症などの重症になりえる細菌感染症の原因となります。

細菌製髄膜炎は発症してしまうと痙攣や意識障害といった重症化しやすい症状が引き起こされます。
これらは早期診断が難しい病気といわれています。

世界的に見ても小児用の肺炎球菌ワクチンの定期接種は推奨されています。
定期接種をおこなっている国では細菌製髄膜炎などの重い感染症の発生率は大幅に減少しています。

小児用肺炎球菌の接種時期や回数について

小児用肺炎球菌ワクチンは生後2ヶ月から5歳未満までに接種します。
生後2ヶ月から開始して4週以上の間隔で3回接種します。

そして再び、1歳から1歳3ヶ月の間に1回接種するのが一般的です。合計4回接種します。

最初に接種する月齢によって摂取する回数や接種間隔も異なってきますので注意が必要です。

保育園や幼稚園などの集団生活が始まる前に、他の予防接種と共に小児用肺炎球菌を済ませることができるようにスケジュールを立てましょう。

小児用肺炎球菌ワクチンは接種時期や回数がヒブや4種混合と異なります。
他の予防接種と同時期に接種できるようにスケジュールを組み立てると、受診する回数も減るので効率的といえます。

小児用肺炎球菌の接種の仕方や注意点

小児用肺炎球菌ワクチンは不活化ワクチンを皮下注射で接種します。
スケジュール上可能であれば、生後2ヶ月でヒブと同時に接種がおすすめです。

生後3ヶ月からはヒブと4種混合との同時接種により、生後6ヶ月までには3回の接種が可能となります。
かかりつけの小児科などに相談するなどして効率的にスケジュールを立てましょう。

小児用肺炎球菌の副反応について

小児用肺炎球菌ワクチン接種後は注射した部位が腫れたり、発赤といって赤くなることがあります。
その他に高熱(37.5度以上)の症状も出ることがあります。風邪に似た症状や嘔吐、下痢、食欲減退なども見られることがあります。

しかし、殆どの場合は自然に治っていきます。副反応の症状が重いと判断したら病院へ相談してください。

4種混合(DPT-IPV)

4種混合ワクチンは「ジフテリア」「百日ぜき」「破傷風」「ポリオ」を予防する不活化ワクチンです。4種混合は定期接種の対象となります。

ジフテリアは38度以上の熱が出たり、犬が遠吠えするような咳が出る特徴をもった病気です。
重症化してしまうと心筋障害や窒息を起こす可能性があります。(致死率5%~10%)

百日ぜきは長い期間咳が続きます。赤ちゃんが感染してしまうと肺炎や脳症などの重い合併症を引き起こす可能性もあります。
生後6ヶ月未満で発症してしまうと致死率も高くなり、重症化してしまいます。

破傷風は主に傷口から感染します。筋肉の硬直や呼吸麻痺と言った症状を引き起こします。
症状が出てから急速な進行をたどると致死率が50%にもなる恐ろしい病気です。

ポリオは急性灰白膜炎や幼児まひとも呼ばれます。軽症であれば発熱程度ですが、重症化すると手足に麻痺が残ってしまいます。

4種混合の接種時期や回数について

4種混合はまず生後3ヶ月から7歳6ヶ月未満の間に4回接種します。
生後3ヶ月から1歳までに間隔を3週間から8週間まで空けて、3回接種しておくのが理想的といえます。

百日ぜきが怖いので、生後3ヶ月になったら優先して接種しましょう。
ワクチンは2回以上接種すれば免疫がつきますが、効果を高めるために3回目の接種は1年から1年半後に追加でもう一度接種します。

4種混合の接種の仕方や注意点

4種混合は非活化ワクチンを皮膜注射することで接種します。
体温が37.5度以上ある場合は受けることが出来ません。

1ヶ月以内に麻疹にかかっていたり、生ワクチンを27日以内に接種していても受けれません。

4種混合を1回目に左腕で接種したら、2回目は右腕や太ももなど部位をかえて注射します。

4種混合の副反応について

4種混合は接種の回数が多くなるほど注射をした患部が腫れやシコリ反応が多く見られます。
3回目の接種では約半数の割合で腫れる反応がみられるでしょう。

腫れてしまった場合は、広範囲にわたってヒジの先まで腫れるようなことがなければ心配はいりません。
過敏に反応してしまい腕全体がパンパンに腫れ上がってしまうこともあります。

接種して24時間以内に発熱(37.5度以上)することもあります。
重症化することは稀ですが38度以上の熱が出たり、いつも以上に機嫌が悪いような症状がでたら病院に連絡しましょう。

BCG

BCGワクチンは結核を予防するスタンプ式の生ワクチンです。BCGは定期接種の対象となります。

結核はお母さんからの免疫がもらうことができないため、生後すぐの赤ちゃんでも感染してしまいます。
粟粒結核や結核性髄膜炎など重症化しやすく、結核に感染したらすぐに入院をして薬物療法を行う必要が出てきます。

特に結核性髄膜炎の場合は致死率が非常に高い感染症です。
死に至ることがなくても難聴や脳神経の障害、水頭症などの重い後遺症が残る可能性も高くなる恐ろしい病気です。

BCGの接種時期や回数について

BCGは生後12ヶ月未満に1回接種します。
一般的には生後5ヶ月から8ヶ月未満に接種します。

このとおりBCGの定期接種の期間は限られています。
期間内に受けることができなかった場合は、保健所やかかりつけの小児科等に相談するようにしてください。

BCGの接種の仕方や注意点

BCGはウシ型結核菌を弱体化した生ワクチンをスタンプ式に接種します。
まずは上腕部分にBCGワクチンを垂らします。垂らしたワクチンをのばして、スタンプ型の針のようなもので2回腕におしつけます。

アレルギー反応の様子をみるため、接種後30分は予防接種をうけた機関で待機することをおすすめします。

BCGワクチンをスタンプした部位が乾く前に手などで触れてしまうと、BCGのワクチン液が触れた箇所についてしまいます。
ワクチン液が乾くまで患部を触らないようにして下さい。

BCGの副反応について

一般的に2週間から3週間前後でスタンプした患部がポツポツと赤く腫れてきます。
腫れた部位が膿をもったとしても、1ヶ月から2ヶ月経てば自然とかさぶたになって治ります。稀に脇の下のリンパが小さく腫れることもあります。

BCG接種後の10日以内に赤く腫れ上がり膿むようだったら、接種前から結核に感染していた可能性があります。これをコッホ現象といいます。
家族も感染している可能性があるため同時に受診するようにしましょう。

首の両脇や脇の下に大きな腫れや痛みが出た場合も同様です。

日本脳炎

日本脳炎ワクチンは日本脳炎に感染したブタを蚊が刺して、人に伝染ることで感染するのを予防する不活化ワクチンです。日本脳炎は定期接種の対象となります。

通常7日から10日ほどの潜伏期間を経て、高熱や頭痛、痙攣、意識障害などを引き起こします。
1000人に1人程度の割合で急性脳炎になる可能性もあります。

致死率は20%から40%といわれており、治ったとしても麻痺などの重い後遺症が残ることがあります。
抵抗力の低い乳幼児や高齢者は高い致死率となるので注意が必要です。

日本脳炎の接種時期や回数について

日本脳炎ワクチンはまず生後6ヶ月から7歳6ヶ月未満までに2回接種します。
2回接種接種してから1年後に再度1回、追加に接種します。

間隔は1週間から4週間程度あけて接種します。3週間から4週間程度の間隔をおすすめします。
接種してから6日以上あければ他の予防接種を受けることが出来ます。

初回の2回を3歳でうけて、追加を4歳で摂取するのが理想的です。
最後の1回は9歳から12歳の間に1回接種します。

日本脳炎の接種の仕方や注意点

日本脳炎ワクチンは皮下注射で接種する不活化ワクチンです。地球温暖化で蚊の生息域が広まった影響で接種の必要性が高まっています。

以前はワクチン接種後に重症の急性散在性脳脊髄炎の発症が出たため推奨されていませんでしたが、安全性の高いワクチンが開発されたため再び定期接種として推奨されています。

日本脳炎の副反応について

日本脳炎ワクチン接種後の副反応として2日以内に患部が赤く腫れることがあります。
また、37.5度以上の熱が8%から9%の割合で発生します。

さらに1%から2%の割合で2日以内に発熱もみられます。
一般的に特に処置をすることなく、自然とおさまります。

アレルギー症状を起こしたり急性散在性脳脊髄炎を発症する可能性もあるため、高熱や呼吸困難、痙攣などの症状がでたらすぐに病院へ連絡しましょう。

MR(麻疹・風疹混合)

MRワクチンは麻疹と風疹を予防する生ワクチンです。

麻疹(はしか)は感染力が強いため、赤ちゃんがかかると重症化します。MR(麻疹・風疹混合)は定期接種の対象となります。

はじめは発熱や風邪に似た症状で、いったん熱が下がったと思ったら再び熱が出て赤い発疹も全身に広がります。
高熱も1週間以上続いて、重症化してしまうと肺炎や気管支炎、中耳炎、脳炎を合併してしまう恐ろしい病気です。

風疹は三日ばしかともよばれ発熱と同時に、はしかより小さい発疹が出て3日程度で治る特徴があります。
軽く済む場合もありますが、血小板減少性紫斑病になってしまうこともあります。5000人に1人の割合で脳炎になる可能性もあります。

妊娠初期に風疹にかかってしまうとお腹の胎児の心臓や視覚、聴覚に先天的な障害をもたらします。これを先天的風疹症候群といいます。

MR(麻疹・風疹混合)の接種時期や回数について

MRワクチンはまず1歳から2歳未満に1回接種します。ワクチンは麻疹・風疹ウィルスを弱体化した生ワクチンを皮下注射で接種します。

麻疹も風疹もその感染力は非常に強力です。外に出る機会が増える1歳になるタイミングで早めに接種しましょう。

1回接種後は5歳から7歳未満で小学校にいく直前の1年前の間に1回接種します。

MR(麻疹・風疹混合)の副反応について

過敏な赤ちゃんである場合、摂取直後から数日の間に発熱や発疹、かゆみなどが起こる可能性があります。これは1日から3日程度で回復するでしょう。

また、ワクチン接種から7日から10日前後に約10%から20%の割合で麻疹や風疹に似た症状が出ることがあります。
一般的にMRワクチンの副反応は1日から2日程度でおさまります。2回ワクチンを接種することで約99%の赤ちゃんに免疫がつくことがわかっています。

稀にですが、副反応としてリンパに腫れがみられることがあります。脳炎などの合併症も低い割合で起こる可能性があります。
指でおさえても消えない発疹や38度以上の高熱が2日から3日程度続いた場合は、すぐに病院へ連絡しましょう。

ひどい咳や嘔吐、痙攣、呼吸が荒くなったときも同様です。

水ぼうそう(水痘)

水ぼうそうワクチンは感染力の強い水痘を予防する生ワクチンです。水ぼうそうは定期接種の対象となります。
主に水痘や帯状疱疹ウイルスの接触感染や、空気感染による水痘を予防します。

感染力も非常につよく、免疫をもっていないと100%の高い確率で発症してしまいます。
かゆみと赤い発疹を伴い、水痘からかさぶたに変化します。完治までには1週間から2週間かかるでしょう。

子どもによっては発熱したり、たくさん水痘ができる場合があります。
赤ちゃんにも負担が大きく、稀に脳炎を伴ったり帯状疱疹の原因になることもあります。

水ぼうそう(水痘)の接種時期や回数について

みずぼうそうワクチンは1歳から3歳までの間に3ヶ月以上の間隔をあけて2回接種します。
1歳以降に1回の接種が一般的です。接種を2回することでより効果を高めることが出来ます。

オススメは1回目を1歳から1歳3ヶ月、次に6ヶ月から1年のの間隔をあけて2回めを接種するケースです。
1回の接種でも重症の水痘は予防できます。2回とも接種することで軽症の水痘と発症自体を予防できるとされています。

水ぼうそう(水痘)の接種の仕方や注意点

みずぼうそうは生ワクチンを皮下注射で接種します。水痘は集団生活で感染しやすい病気です。
すべてかさぶたになるまで最低でも1週間はかかります。

その間は保育園や幼稚園を休まなくてはなりません。おたふくかぜよりも、なるべく早く優先して受けましょう。

水ぼうそう(水痘)の副反応について

水ぼうそうはのワクチンは白血病の子どもに配慮されてつくられたものなので、副反応はほとんど起きません。
接種後の1週間から3週間の間に、軽い熱や発疹がみられることがあります。

免疫不全の人や抵抗力が低下している場合は、稀にですが水痘に似た発疹ができることもあります。

B型肝炎

B型肝炎はウィルスに感染してしまうと急性肝炎や慢性肝炎になってしまう可能性があります。
B型肝炎ワクチンは上記に加え、重症化してしまうと肝硬変や肝臓がんを発症する恐ろしい病気を予防する不活化ワクチンです。B型肝炎は定期接種の対象となります。

感染経路は血液や唾液でもB型肝炎にかかってしまいます。
赤ちゃんは主にお母さんによる母子感染でB型肝炎になるケースが多いです。

場合によっては父子感染や集団感染も考えられます。
そのため世界的に見てもB型肝炎はワクチン接種を推奨されています。

赤ちゃんの頃に感染してしまうと、体内にウィルスを常備している状態(キャリアー)になる危険性があります。
キャリアーになってもすぐに発症することはありませんが、ウィルスを排除することが困難になります。

B型肝炎の接種時期や回数について

B型肝炎のワクチンは生後すぐに接種することができます。
一般的には生後1ヶ月から2ヶ月に4週間の間隔で、2回のB型肝炎ワクチンを接種します。

3回目の接種は1回目から20週から24週後におこないます。B型肝炎のワクチンは合計3回接種します。

B型肝炎の接種の仕方や注意点

ただしお母さんがB型肝炎のキャリアーである場合は受け方が異なります。
生後すぐに赤ちゃんはHBIG(抗HBヒト免疫グロブリン)という薬剤を感染予防として処置してもらえます。同時にB型肝炎のワクチンも接種します。

その後、生後1ヶ月と6ヶ月で追加のワクチンを注射します。
これらの処置は保険が適用されますのでご安心下さい。

ですのでキャリアーの方はすぐにでもかかりつけ医に相談する必要があります。

B型肝炎についてはお母さんの妊娠中にウィルスの有無を調べますが、お父さんも父子感染の可能性があります。一度検査してみることをおすすめします。

B型肝炎の接種の副反応について

B型肝炎ワクチンによる重い副反応の事例は特にありませんが、発熱がおさまらないなど気になる症状がある場合はすぐに病院へ相談しましょう。

海外の事例ですと注射した跡の皮膚の一部が赤く発疹したり、腫れるケースも報告されています。
場合によっては37.5度以上の発熱も伴うことがあります。

ほとんど例はありませんが一過性の関節痛や、機嫌が悪くなったり蕁麻疹を起こすといったケースも報告されています。

これら副反応は自然になおっていきますが、症状が重いと判断したら相談するようにしましょう。

ロタウィルス

ロタウィルスのワクチンは感染力が強く、激しい下痢症状や脱水を起こしやすいロタウィルス胃腸炎を予防する生ワクチンです。ロタウィルスは任意接種の対象となります。

ロタウィルスは下痢や嘔吐、発熱をともなう重度の胃腸炎を引き起こします。
便が白くなることもあるため「白色便性下痢」ともよばれています。

重症化してしまうと「脱水症状」「痙攣」「肝機能障害」「脳症」などの合併症を引き起こす可能性がある恐ろしいウィルスです。
流行の時期は冬から春にかけてで、感染力も強いので手洗いやアルコール消毒だけでは完全に防ぐことは難しいでしょう。

ロタウィルスにはじめて感染する子のほとんどが、1歳から2歳というデータがあります。
お母さんからもらっている免疫の効力がさがってくる3ヶ月以降に、ロタウィルスに感染してしまうと重症化しやすい傾向があります。

ロタウィルスの接種時期や回数について

ロタウィルスのワクチンは「ロタリックス」(1価)と「ロタテック」(5価)の2種類があります。

1価のロタリックスは2回接種。5価のロタテックは3回接種。
両者ともに生後6週以降から接種が可能です。一般的には初回を生後8週から15週未満に接種します。

そして2回目を4週間以上あけて接種するのですが、接種するタイミングが遅れてしまうと副反応である腸重積症を起こすリスクが上がってしまうというデータがあります。

ですので、1価のロタリックスは24週未満に2回目の接種が終了するように気をつけましょう。
5価のロタテックは32週未満に3回目の接種が終了するようにしましょう。

ロタウィルスの接種の仕方や注意点

ロタウィルスのワクチンは胃腸炎の主な原因となるウィルスの病原性を弱体化処理して作られた液体をスポイト等で赤ちゃんに直接飲ませます。

「ロタリックス」(1価)と「ロタテック」(5価)のワクチンの違いは接種時期と回数のみです。効果は同等といわれています。

ロタウィルスワクチン接種後は飲んだワクチンを吐き出さないようにするため、接種後の30分以内の授乳やミルクは控えるようにしましょう。(授乳やミルクを接種の1時間前にすませるよう病院から言われることもあります)
赤ちゃんが玩具を口にするとワクチンが付着することがありますので気をつけて下さい。

ロタウィルス接種後の1ヶ月間程度はワクチンのウィルスがウンチの中に混じっていることがあります。
接種後の1ヶ月程度はオムツ替えをした際に、手洗いをすることを心がけて下さい。

ロタウィルスの副反応について

ロタウィルスのワクチン接種の副反応はほとんど報告されていません。
しかし稀に「せき」「鼻水」「微熱」「下痢」「嘔吐」「不機嫌になる」などの症状がでることがあるようです。

いずれも軽い症状なので心配する必要はありませんが、気になるようでしたら病院へ相談してみましょう。

ロタリックス内服液QA

任意接種で2回の接種で済むロタリックスを選ぶ親が多いですが、気になる疑問をQA形式でまとめました。

ロタリックス内服液を吐いてしまったらどうすればよいですか?

まずは接種をした病院などへ相談して指示を受けて下さい。
内服液を吐いてしまって、服などについてしまったら塩素系の漂白剤や消毒液などで消毒しましょう。

処理後は手もキレイに洗って下さい。

ロタウィルスはインフルエンザのように毎年流行が変わってこないのでしょうか。

世界に広まる主なロタウィルスのうち、人に感染して胃腸炎を引き起こす原因となるウィルスのタイプは5つ程度です。
そのタイプも毎年、地域などで流行にバラつきがあります。

しかし人を媒介としない自然のロタウィルスはタイプに関係なく免疫がついています。
ですのでタイプにならったロタリックス内服液を、生後24週までに2回接種すれば毎年流行ごとに接種する必要はありません。

1回目をロタリックスにして2回目を他のワクチンにしても大丈夫ですか?

異なるロタウィルスワクチンを接種することなく、2回とも同種類のロタリックス内服液を接種してください。
その有効性や安全性に関するデータは存在していません。

ロタリックス内服液は他のウィルスによる胃腸炎も予防出来ますか?

ロタウィルスによる胃腸炎のみ予防できます。

ロタリックス接種後にウィルスは便に排出されますか?

接種後1週間程度は赤ちゃんの便にまじってロタウィルスが排出されます。
しかし排出された便にまじるウィルスで胃腸炎を発症するケースは稀です。

ですが念の為、オムツ替えなど赤ちゃんの便に接する時には手洗いを徹底するなどしてください。

ロタリックスの2回目の時期を逃したら接種することは出来ませんか?

2回目の接種時期である生後24週を過ぎてしまった場合はロタリックスを接種することはできません。

ロタウィルス胃腸炎はお母さんから免疫がなくなる前に予防接種を受ける必要があります。
免疫がない状態でロタウィルスに感染してしまうと重症化しやすいことがわかっています。

ロタリックスはこの重症化を予防するために接種することに意味がありますので、2回目の接種は生後24週までに完了する必要があります。

インフルエンザ

インフルエンザワクチンは感染力が非常に強く「肺炎」や「脳症」など重症化や合併症を引き起こすウィルスを予防する不活化ワクチンです。インフルエンザは任意接種の対象となります。

感染症の中でもインフルエンザは認知度も高いものですね。
インフルエンザに感染してしまうと、急に38度から40度の高熱を出してしまいます。咳や喉の痛みなど呼吸器症状や鼻水もともないます。

赤ちゃんの場合は上記に加えて「嘔吐」や「下痢」といった胃腸症状を伴うこともあります。
赤ちゃんは体力も抵抗力も弱いので「気管支炎」「肺炎」「インフルエンザ脳症」といった合併症の心配も出てきます。

乳幼児は特にインフルエンザ脳症を発症しやすい傾向があり、脳へのダメージも懸念されることから重い後遺症に悩んだり命にかかわることも出てきます。

インフルエンザは特に流行しやすくウィルスの型や時期も毎年違っています。ですので毎年接種することが必要になってくるでしょう。
インフルエンザが流行している時期は人混みを避けたり外出を控えるなど、流行情報をしっかり把握することも対策のひとつとなります。

インフルエンザの接種時期や回数について

インフルエンザワクチンは生後6ヶ月から接種することが出来ます。1回目の接種後、2週間から4週間の間隔で合計2回の接種が必要です。
小児科の先生によってはインフルエンザの有効性が確認されていないことを理由に、1歳からの接種をすすめられることもあるでしょう。

おすすめは毎年10月から11月頃に、3週間から4週間あけて2回接種することです。
遅くても12月の中旬には接種を終わらせておくとよいでしょう。

他の予防接種のスケジュールも考えつつ、インフルエンザワクチンをいつにすべきか迷ったらかかりつけ医に相談するようにしてください。

インフルエンザの接種の仕方や注意点

インフルエンザは不活化ワクチンを皮下注射することで接種します。
予防接種時に鼻水程度の軽い風邪であれば、接種することはできます。

しかし、熱(37.5度以上)があったり、ぐったりしていて元気がない場合は受けることが出来ません。
その様な時は接種前に医師に相談するようにしてください。

注意すべき点はインフルエンザワクチンには鶏卵の成分が含まれていることです。
そのため卵アレルギーがある場合は医師に相談が必要です。

予防接種を受けていてもインフルエンザに感染してしまうことはありますが、症状自体を軽くすることが期待できます。
家庭内でも感染しやすいため、可能であれば家族全員でインフルエンザワクチンを接種することをおすすめします。

インフルエンザの副反応について

インフルエンザワクチンを接種した部位が腫れたり「発疹」「発熱」等の可能性もありますが、重症に至ることはないでしょう。
先程もありましたとおり、インフルエンザワクチンは鶏卵の成分が含まれているため卵アレルギーによる「ショック症状」や「蕁麻疹」「呼吸困難」を引き起こす可能性があります。

ですので接種後は少なくとも30分程度はその場に待機をして緊急にそなえるようにしてください。
帰宅後に気になる症状が発生した場合もすぐに病院へ相談するようにしましょう。

軽い副反応が出た場合は1日から2日程度で自然回復していきます。
赤ちゃんが元気で食欲もあれば自宅で様子をみても問題ないでしょう。高熱が出た時などは受診するようにしてください。

おたふくかぜ

おたふくかぜは流行性耳下腺炎ともいわれています。生ワクチンを接種することで、難聴などの危険を予防します。

おたふくかぜはムンプスウイルスに感染して発症します。
発症すると発熱後に、耳下腺や顎下腺が腫れ上がります。腫れは1週間ほど続きます。

感染した100人に2人から10人程度の割合で、無菌性髄膜炎を発症することがあります。
そのうち1000人に1人の割合で片耳のみシコリが残ったり、難聴の後遺症が残ることがあります。

稀にですが、髄膜炎や膵炎を合併することもあります。
成人した人が感染してしまうと重症化しやすく精巣炎や卵巣炎を合併する可能性があります。

おたふくかぜの接種時期や回数について

おたふくかぜは1歳以降に1回接種します。2回摂取すればより確実に予防することができます。

大人が感染してしまうと重症化しやすいため兄弟や、周囲の人間も早めに接種したほうがよいでしょう。
集団生活がはじまる保育園や幼稚園への入園前までに接種しておくことをおすすめします。

おたふくかぜの接種の仕方や注意点

おたふくかぜは生ワクチンを皮下注射することで接種します。
任意接種の対象ですがお住まいの自治体によっては費用を一部負担してくれる場合もありますので問い合わせてみましょう。

熱が37.5度以上あったり、発熱や咳といった風邪のような症状があるときには予防接種を受けることが出来ません。
予防接種を受ける前に麻疹にかかっていると完治から1ヶ月以上経過している必要があるため医師に確認しましょう。

おたふくかぜの副反応について

ワクチンを接種した100人に1人の割合で、接種後2週間から3週間後に「発熱」「耳の下が腫れる」といった副反応が見られることがあります。
しかしこれらは軽い症状なので数日で自然に治っていきます。

稀に接種後の2週間から3週間後に無菌性髄膜炎を発症するケースもみられます。
その場合は1週間から2週間で治ることがほとんどです。

予防接種後の3週間程度で「嘔吐」「発熱」「機嫌が悪い状態が続く」といった場合は医師に相談してください。

予防接種をしても1割程度の割合で、おたふくかぜに感染してしまうことがあります。
ですが予防接種をしていれば軽症ですみますし、後遺症や合併症などを防ぐこともできます。

予防接種を受けずに、おたふくかぜに感染してしまうと合併症を引き起こすリスクは高くなります。
リスクを低くするために予防接種を受けることをおすすめします。


生後46日のまとめ

今回は前回の予防接種の基礎知識にふくめることができなかったワクチンの種類についてまとめてみました。

私も予防接種の予約をいれる際に、病院側の方にお任せする形でスケジュールをお願いしてしまいました。
しかも任意接種であるロタリックスのことは理解していません。

単純に2回なら負担もないから2回にしようという安易な発想です。
これじゃまずいということで色々調べてみました。

各ワクチンも接種の仕方や時期、回数など意味のあることでした。
副反応についても知っておいたほうがよいと感じました。

予防接種ははじめてなので、かかりつけ医の小児科を選別する意味もこめて予約しました。
良い病院だったらいいな。子は泣きまくるだろうな。朝早くて大変だな。と思いつつその日を待つことにします。