【出産→産後】妊婦さんの不安心配ごと集「赤ちゃんはどうやって出てくる?どんな時に帝王切開になるのか、お産の進み方や病院でのスケージュル...など」(生後137日)

【出産&産後】妊婦さんの不安心配ごと集「赤ちゃんはどうやって出てくる?どんな時に帝王切開になるのか、お産の進み方や病院でのスケージュル…など」(生後137日)

【出産&産後】妊婦さんの不安心配ごと集「赤ちゃんはどうやって出てくる?どんな時に帝王切開になるのか、お産の進み方や病院でのスケージュル…など」

妊娠37週くらいになると、お腹の赤ちゃんも上がってきてお母さん共々生まれる準備ができ始めていきます。
いつ生まれても不思議ではない状態といえますね。慌てないように事前に準備をしてココロを落ち着かせるようにしておきたいところです。

臨月に入るとお産の準備を知らせるサインも出てくるでしょう。
前回もまとめましたが、どのような兆候があらわれるのかを事前に知っておくだけで気持ちも楽になっていきます。

今回はお産の進み方や、赤ちゃんがどうやって外に出てくるのかの流れを確認していきましょう。
自然分娩の方も状況によっては帝王切開に切り替わる可能性もあります。産後の病院での過ごし方についてもまとめましたのでご確認ください。

赤ちゃん密着24時(生後137日)

生後137日です。俗に言う夜泣きがちらほら出はじめてきています。
とはいっても夜中には1度か2度程度なので、新生児の頃よりはだいぶ楽です。

この日は前日の21時には寝てくれて、起きたのは翌朝の4時でした。
ちょっと早めに起きてしまいましたが、7時間くらいは連続で寝ているのでマシな方です。

昼間も午前と午後で30分程度お昼寝タイムがありました。
どうやったら一晩寝てくれるか考えていますが、よい解決策はありません。

これはうちの子の個性でありペースなんだと理解するようにしています。
親としてはマイペースに付き合っていこうと考えていますよ。

時間 尿 便 授乳 その他
0時    
1時        
2時    
3時        
4時 1回   1回
5時 1回    
6時     1回 インクレミンシロップ ミルク120cc
7時    
8時 1回   1回
9時 2回     ミルク120cc
10時 1回  
11時 1回   1回
12時 1回 3回   ミルク120cc
13時 1回 1回  
14時 2回 1回 1回
15時 3回     ミルク120cc
16時 1回  
17時       お風呂
18時     1回
19時      
20時  
21時      
22時    
23時        
合計 15回 5回 6回 体重6,450g(前日比-100)【睡眠】約11.5時間 【体温】36.5度 ミルク600cc

赤ちゃんはどうやって出てくるのか

人間のお産は他の動物と比較をしても、大変と言われているようです。
理由としては二足歩行が原因とされています。立つようになって骨盤の形が変化をしたことと、赤ちゃんの頭のサイズが大きいことが要因としてあげられています。

骨盤のかたちというものは個人差があります。
一般的には産道の入口付近は横長で、出口は縦長という複雑な形をしていることが多いです。

お腹の中の赤ちゃんは通常、頭を下に足を上にした状態です。
赤ちゃんのカラダの中で一番大きくて硬いのは頭の部分です。

ですから、複雑な産道をスムーズに進むために頭から出ていくほうが都合が良いのです。

お産が開始されると、赤ちゃんはカラダが一番小さくなる姿勢をとって横向きになります。
顎を引いて自分の頭の一番狭いところを、骨盤の入り口の形に合わせて進んでいきます。

そして、お母さんの骨盤のカーブに合わせて回りながら誕生するのです。

赤ちゃんの頭は5枚の骨で合わさってできています。
産道を通り抜けるときには、頭の継ぎ目が重なり合うことで頭が細長くなります。

赤ちゃんは本能的にどうすれば複雑な形をした骨盤を抜けて、外に出ているのかを知っているようにも思えますね。

赤ちゃんの進み方

お産が始まると、赤ちゃんは以下のように骨盤を通り抜けて外に出ていきます。

  • 横長の楕円になっている骨盤の入り口の形状に合わせて、顎を引いて小さくなりながら横向きで進んでいく
  • 骨盤に頭が入ると90度横回転して、横長の通り道に肩がはいるように自分で向きを調節する
  • さらに奥に進んで恥骨を通過するときは、頭を恥骨に当てた力を利用して頭を押し出す
  • 会陰から頭が出ると、再度90度横回転して「肩」→「胴体」→「足」という順番で出てくる

お産の進み方について

先程は赤ちゃんの視点でしたが、今度はお母さんの視点でお産の進み方を確認していきましょう。
お産の進み方というものは人それぞれですが、基本的な流れというものもあります。

事前に知っておくことで不安を抑えることも出来ます。心配事を減らす意味でも知っておくと良いかもしれません。

【分娩第1期】準備期

骨盤のあたりの圧迫感が徐々に増してきます。
生理痛のような鈍い痛みを、お腹や腰におぼえるでしょう。

陣痛は初めのうちは30分間隔くらいで始まります。
だんだんと15分、10分と間隔も短くなっていきますが、痛み自体はそれほど強くないです。

この時の赤ちゃんは、顎を引いて自分の頭の一番狭い箇所をお母さんの骨盤にはめ込む姿勢をとっています。

手足も縮めてカラダを丸め込み、骨盤の入り口の形状に合わせて横向きになります。

  • 子宮口:0から3センチ
  • 陣痛 :20秒から30秒程度が、8分から10分間隔

※ お産の準備期には、赤ちゃんはコツb何のカーブに合わせて向きを少しずつ変化させながら下がっていきます。
最初は顎を引いて自身の胸につけるよう屈曲するような姿勢をとって、産道通過の準備をします。

【分娩第1期】進行期

赤ちゃんは陣痛の波に合わせるように、お母さんの背中側に向かってカラダを回転させながら少しずつ骨盤を進んでいきます。

陣痛の痛みの場所や感じ方などには個人差があり様々です。
人によっては筋肉がつったり、背中が痛むこともあります。吐き気を感じる人もいるかも知れません。

進行期の陣痛の合間には、まだ多少の余裕もあり歩くことも出来ます。

  • 子宮口:4から7センチ
  • 陣痛 :30秒から40秒程度が、5分から6分間隔

※ 下降がはじまると、赤ちゃんは頭を横向きから下向きに首を回して回旋するように進んでいきます。

【分娩第1期】極期

極期になると陣痛も頻繁にやってきて、腰痛もひどくなっていきます。
人によっては吐き気も増してくるでしょう。

時々いきみたくなるかもしれませんが、まだいきまずに逃すようにします。
子宮口が全開大(約10センチ程度)近くなったら分娩室へと移動します。

赤ちゃんは骨盤のカーブに合わせて少しずつ向きを変えながら下りて出ようとしているところです。
子宮口が全開大になる頃には、最初の頃から90度に真横に回転するようにお母さんの背中を向いている状態にあります。

背中を向いている姿勢のまま、引いていた顎を徐々に胸元から離すように出口に向かって頭から進んでいます。

  • 子宮口:8から10センチ
  • 陣痛 :40秒から60秒程度が、1分から2分間隔

※ 産道にはいった赤ちゃんは、90度横回転します。
この頃になると陣痛に合わせて赤ちゃんの頭が見え隠れします。時間が経つと頭も見えたままになります。

【分娩第2期】

いよいよ山場となります。子宮口も全開大になって、赤ちゃんの頭によって卵膜が押されることで破水します。
子宮頸管と膣は、赤ちゃんの進行にあわせて広がっていきます。

強いいきみも出てきたら、陣痛のリズムに合わせるようにいきむようにします。

膣口から陣痛の波に合わせて赤ちゃんの頭が見え隠れするようになることを「排臨」といいます。
赤ちゃんの頭が見えてままの状態にあることを「発露」といいます。

発露の状態になったら、いきむのはストップします。
そして「はっはっは」という短めの呼吸法に切り替えます。

赤ちゃんは恥骨に後頭部を当てながら、その勢いでグッと顎をあげます。
のけぞるような姿勢で膣から頭を出してきます。

頭が出てきたら、赤ちゃんはカラダを横向きにして片方の肩を出して「胴体」→「足」という順番でするりと出てきます。
ここまできたら、赤ちゃんの元気でかわいい産声も聞こえることでしょう。いよいよ待望の対面となります。

鼻や口に入り込んでいる羊水は軽く吸引されて、へその緒も切られます。

余談ですが胎盤とへその緒に流れている「臍帯血」は、赤血球や白血球などの血液のもととなる造血幹細胞を豊富に含んでいます。
これを移植すると骨髄移植の代わりにもなることから、血液難病患者への治療法としても注目されています。

【分娩第3期】

赤ちゃんも誕生したところで、再び子宮の収縮がはじまります。
病院の医師や助産師さんの指示で、軽くいきむように言われると胎盤もでてきます。

胎盤や卵膜が子宮に残っていないか、頸管や膣に裂傷がないかもチェックします。
また、会陰切開をした場合はこのタイミングで縫合をします。

産後2時間くらいは分娩室でお母さんの様子をみることになります。

どんな時に帝王切開になる?

事前に帝王切開の予定がなくても、お産の途中で切り替わることもあります。

全てではありませんが以下のような事情で、帝王切開に切り替わることがあります。

  • 胎盤が子宮口にかかっている前置胎盤の場合
  • 逆子や多胎で経膣分娩が難しいと判断された場合
  • 重い妊娠中毒症で母体や胎児が危険と判断された場合
  • 妊婦の骨盤が赤ちゃんの頭に比べて小さいと判断された場合
  • 赤ちゃんが未熟で経膣分娩では負担大と判断された場合

経膣分娩を予定していたとしても、陣痛が強くならずに微弱陣痛でお産が長引いて分娩が停止されたときも帝王切開に切り替わることもあります。
また、胎盤の機能が低下することで赤ちゃんが低酸素状態になった緊急時には急な帝王切開になる場合があります。

急な場合は家族に帝王切開の了承を得ることとなりますので、連絡がつくようにしておく必要があります。

帝王切開の手術は一般的に下半身麻酔でおこなうので、赤ちゃんが取り出されたときには産声も聞くことが出来るでしょう。
手術後は傷がしばらく痛むことになりますが、1日から2日程度で歩行することも可能です。

傷跡をホチキスのような金具で留めた場合や、縫合したときも抜糸は約1週間後となります。
帝王切開後の傷の経過や体調によりますが、退院は8日から12日後となります。

帝王切開の傷の具合は、自然分娩に比べてお母さんにとっては体の回復が遅れることとなります。
逆に赤ちゃんにとっては負担の少ない方法といえます。

医師からも説明があると思いますが、帝王切開後の妊娠は1年位あけるのが一般的です。


出産時のトラブル

お産には予期しなかったトラブルが起きることも想定しておきましょう。
何か起きたとしても状況に応じて医師が適切な処置を施してくれます。

必要以上に心配することはありませんが、知識として頭に入れておくことも重要です。

陣痛促進剤

陣痛促進剤は子宮の収縮を強めるための薬剤です。
陣痛が弱いままでお産が長引いてしまったり、破水後に陣痛が始まらないときに使用されることがあります。

また、予定日を過ぎてもお産が起きず胎盤機能の低下が心配される場合にも使用されます。

陣痛促進剤にはオキシトシンとプロスタグランジンという2種類の薬があります。
産婦の状態によってどの薬を使用するか判断されることとなります。

2種類ともお母さんのカラダの中にあるホルモンと同じものを合成して作られています。
お母さんや赤ちゃんのカラダに悪い影響があるものではありません。

過去には陣痛促進剤の誤った使用方法によって、子宮破裂や胎児の酸素不足などの事故がおこりました。
そのことによってマイナスイメージの強い陣痛促進剤ですが、用法用量に合わせて分娩監視装置などで母子の観察の徹底によって安全に使用されることが求められています。

陣痛促進剤の使用について分からないことや、不安なことがあったら些細なことでも医師に相談するようにしましょう。

微弱陣痛

陣痛が最初から弱かったり、赤ちゃんが大きい場合はお産の途中で陣痛が弱くなってしまうことがあります。
これらの場合は、お産が長引く可能性が出てきます。微弱陣痛の場合は陣痛促進剤の点滴をうけることもあるでしょう。

赤ちゃんが元気な場合は、そのままの状態で自然の経過をみていくこともあります。
しかし赤ちゃんの心拍が下がってしまうようなことが考えられる場合は、吸引分娩や鉗子分娩もしくは帝王切開などに切り替わることが考えられます。

児頭骨盤不均衡

児頭骨盤不均衡とは、赤ちゃんの頭がお母さんの骨盤よりも大きくて産道を通過できない状態のことをいいます。
前もって健診時に児頭骨盤不均衡が疑われる場合には、レントゲンをとって確認されれば陣痛が来る前に帝王切開になることもあります。

回旋異常

赤ちゃんは狭い産道を、骨盤のカーブに合わせてカラダの向きを器用に変えながら進んでいきます。

回旋異常というものは、赤ちゃんがカラダの向きを上手く変えられない状態のことをいいます。
これによってお産は長引いて、分娩の進行が滞るようなことになると「鉗子分娩」「吸引分娩」「帝王切開」に切り替わることが考えられます。

弛緩出血

お産の後は胎盤がはがれた箇所から出血することとなります。
子宮筋の収縮がうまくいかない場合は出血が止まらないこともあり、大出血につながることもあります。

多胎や赤ちゃんが大きい場合は、子宮への負担もかかってきます。
また、出産が長引いたり子宮の筋肉が疲弊しているときにも起こる可能性があります。

このような弛緩出血のときには、子宮収縮剤を注射したり腹部を冷やしてマッサージするなどの処置で収縮を促すことが考えられます。
出血が止まらない時は輸血をおこなうこともあります。

胎児仮死

原因はさまざまですがお産の途中で赤ちゃんに酸素が届きにくかったり、心拍が異常に速くなったり遅くなったりする状態にあることを胎児仮死といいます。

へその緒が巻き付いて赤ちゃんを圧迫することや、前置胎盤や常位胎盤早期剥離の影響でお産が長引くとおこりやすくなります。
胎児仮死の状態が長く続くと、赤ちゃんへの負担も大きくなるためにお母さんに酸素を供給しながら「吸引分娩」「鉗子分娩」「帝王切開」をして早く取り出してあげるようにします。

病院でのスケージュル

出産後の病院でのスケージュルは以下に限ったことではありませんが、一般的には1週間をこのように過ごすと捉えてください。
最近は母子ともに県交であれば5日間で退院することもあります。入院期間が短い場合もあるので参考程度にご確認ください。

出産当時

赤ちゃんが無事に誕生した場合は、一緒に2時間くらい分娩室で休むこととなります。
産後すぐに授乳したい場合は前もって担当の医師などに希望を伝えておきましょう。

2時間ほどして異常がなければ、部屋に戻ってそのまま横になって休むことになります。
部屋が母子同室であれば、経過次第で赤ちゃんと一緒に過ごすこともあります。

そして出産後6時間位はベットで休んで、お産パッドの交換や消毒に関しては寝たままの状態で看護師さんや助産師さんにしてもらうことになるでしょう。

産後2日目

子宮や悪露の状態「体温」「脈拍」「排尿便の回数」のチェックを受けることになります。
これらのチェックは退院するまで毎日おこなわれるものです。

この頃には助産師さんに乳房の張りや、乳首の状態をみてもらって授乳の仕方の指導もうけます。
病院によっては産褥体操を勧められる場合もあります。異常がない場合はこの日からシャワーも解禁されるでしょう。

※ 産褥体操については以下の記事にまとめてあります。

産後3日目

新生児の赤ちゃんはオムツ替えが頻繁です。オッパイも忙しくなることと思われます。
お乳もだいぶ張ってくるころなので、赤ちゃんが吸ってくれる度に量も多くなっていくでしょう。

初乳は栄養価が高く免疫物質もたくさん含んでいるとされています。
可能であれば飲ませてあげたほうがよいでしょう。

産後4日目

頻繁におこなっているお陰で、授乳やオムツ替えにも慣れてくる頃です。
この頃には赤ちゃんの皮膚が黄色くなる「新生児黄疸」がみられることもあります。

「新生児黄疸」は病院でも適切に処置してくれるものなので、それほど心配はありません。

お母さんはこの日くらいまでに一度も排便がない場合は、浣腸か下剤の処方があるかもしれません。

産後5日目

この日はいよいよ退院に向けての指導も行われるかもしれません。
「沐浴」「授乳」「家族計画」、必要な人には「調乳」などの指導が行われるでしょう。

会陰切開をした人はこの頃に抜糸が行われます。
溶ける糸を使用した場合は、抜糸の必要はありません。

退院に備えて赤ちゃんの服を準備しておきましょう。

退院後の事を考えて、不安要素や分からないことがあったら今のうちに医師や助産師さんに聞いておきましょう。
帰宅してから赤ちゃんを寝かせる場所など、家のこともパートナーや家族に相談して準備しておいてもらってください。

入院前から事前に赤ちゃんの寝床などを準備してあれば安心です。

産後6日目~7日目

お母さんと赤ちゃんの退院時の診察をうけて問題がなければ退院となります。
赤ちゃんとの新生活もスタートします。家に帰っても産褥体操は忘れずに行うようにしましょう。


生後137日まとめ

赤ちゃんの出産についてまとめてみましたが、こんなにも色々な工程をめぐって出てくるなんて改めて感心するばかりですね。
とくに骨盤を上手に出てくる赤ちゃんの行動に不思議な気持ちが沸き起こります。

お母さんも陣痛や破水を乗り越えて、感動の対面を果たすこととなるんですね。
臨月に入るとさらに膨らんだお腹と共に、不快なカラダの変化も増えてくることでしょう。

もうすぐ赤ちゃんとの対面で喜んでいる気持ちと、陣痛や出産への不安で複雑な心境かと思います。
周りの人も気持ちへの配慮を忘れずに持っていたいものです。

長かった妊娠生活もいよいよ完結です。
出産への不安はできるかぎり少ない状態で向かいたいと願っているはずです。

些細なことでも担当の医師や助産師さんに聞くことも大切でしょう。
事前の準備も時間をかけて行い、パートナーや家族ともなにかあった時の事も相談しておきましょう。