【生後4~5ヶ月赤ちゃん】発育成長チェック♪「寝返り開始合図?足を舐めはじめドスンドスン☆転倒事故注意!など」
生後124日となりました。ついに4ヵ月です!
目に見えて赤ちゃんの表情や体つきなど、成長の変化を感じられてきました。
これから4ヵ月、そして5ヶ月に向かうわけですが首もすわって手をある程度自由に動かせるようになってきます。
積極的に目の前の気になるモノを手にとったり、好奇心も高まってくるでしょう。さらに大きな成長の変化を目の当たりにするのではないでしょうか。
一体今後どのような変化を遂げて、わたしたちを驚かせてくれるのか楽しみです。
今回は4ヵ月から5ヶ月の発育状況や成長具合についてまとめてあります。一緒にチェックしていきましょう。
※ 前回の生後3ヵ月から4ヶ月の赤ちゃんの「発育成長チェック」の記事は以下にありますので、興味が有る方はご確認くださいませ。
赤ちゃん密着24時(生後124日)
生後124日です。前日に11時間連続睡眠を達成して、プレッシャーもある中でこの日もやってくれました。
前日の夜21時から、翌朝の6時までまたまた朝まで起きずに夜通し睡眠達成です。
トータルでは8時間程度寝てくれたことになります。昼間も30分のお昼寝タイムが4回もありました。
この急激な変化は謎でしかありません。特に今までと昼間の過ごし方など、やり方も変えていないのに不思議です。
ミルクも120きっちり飲み干して、快腸快便でスクスクと成長している印象をうけます。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | ||||
3時 | ||||
4時 | ||||
5時 | ||||
6時 | 1回 | 1回 | ||
7時 | 1回 | 1回 | ||
8時 | 2回 | 1回 | インクレミンシロップ ミルク120cc | |
9時 | 1回 | |||
10時 | ||||
11時 | 1回 | 1回 | 1回 | ミルク120cc |
12時 | 2回 | |||
13時 | 2回 | |||
14時 | 2回 | ミルク120cc | ||
15時 | 1回 | |||
16時 | 1回 | |||
17時 | 1回 | 1回 | お風呂 ミルク120cc | |
18時 | 3回 | 1回 | ||
19時 | 1回 | |||
20時 | 1回 | |||
21時 | 1回 | 1回 | ミルク120cc | |
22時 | ||||
23時 | ||||
合計 | 15回 | 6回 | 8回 | 体重6,200g(前日比+50)【睡眠】約11時間 【体温】36.8度 ミルク600cc |
足しゃぶりの開眼
ちょっと前にハンドリガードで自分の手を認識し始めたばかりとおもっていた赤ちゃんですが、自分の手と気づいた途端に活発に動かし始めます。
特に仰向けの状態では両手が自由に動かせるので、ジッと観察をしていると赤ちゃんの溢れんばかりの好奇心に驚かされるでしょう。
視界に入るもの全てに興味をいだいて、何でも手に取ろうとします。手に取れたモノは何の躊躇もなく口に運んでいきます。
指に始まった味わう行為も、指以外の物にたいしても範囲を広げていきます。
そして自分のカラダに関しても、手や指だけでなく他の部位にも興味を示し始めます。
手や指以外に、赤ちゃんが興味を持ちそうなカラダの部位ってなんでしょうね。
仰向けに寝かせて、その様子をじっくり観察していればすぐに答えは出てきます。
首もすわって背中周りの筋肉も発達して、カラダのバランス感覚も取れるようになってきます。
足を振り上げた拍子に、視界に足がはいったら手でつかもうとします。
腰をグイグイと上に浮かせる遊びも活発に行うようになってきます。
そうすると足を手でつかめるようにもなってきます。
見事に足をキャッチできるといつもの流れで、足も口へもっていきます。
そうです。指だけでなく足しゃぶりにも目覚めたのです。
我々大人が仰向けの状態で自分の足を口に持っていくことは結構苦しい体勢となります。
実は赤ちゃんの胴体というのは、短い状態にあるため簡単に手で足をつかんで口に持っていけることが出来ます。
一度この足しゃぶりに目覚めると、赤ちゃんは頻繁に足を高く振り上げてドスンと落としたり腰を浮かせる動作をするようになります。
足しゃぶりや、足を振り上げたり腰を浮かせる動作を繰り返すとカラダも横に倒れやすくなります。
これまでは仰向けの状態でしか居られませんでしたが、次第に横にカラダをひねらせることも出来るようになっていきます。
少しずつ寝返りに向けて準備を進めているのです。
うつ伏せになりたい症候群
首もすわって新しい世界への扉を開いた赤ちゃんの探究心は、とどまることを知りません。
目に入ったもの全てに興味を向けて、手で掴んでは口に持っていきます。
そして指しゃぶりから足しゃぶりへの探求も続きます。
次はいよいよ寝返りといったところでしょうか。先程も述べたとおり、足を振り上げて腰を浮かせる動作は寝返りに向けてのトレーニングのようなものです。
うちの子も、まだ寝返りはできていませんが寝返り疑惑のようなものは起きています。
ちょっと目を離した瞬間に、何故かうつ伏せになっていることもあるのです。
足を思いっきり振り上げて、バランスを崩してしまい勢いよくクルッと回ってしまったのかもしれません。
実は赤ちゃんは下半身がねじれるような体勢をあまり好まないそうです。
その際に下半身を反対側へねじって戻すのではなく、上半身をつかうと回転して回ってしまうこともあります。
そういったこともあって、段々と自分のカラダの使い方や新しい体勢への気付きにもつながっていくのです。
普段からうつ伏せの状態で遊ばせることをしてあげると、段々うつ伏せの世界というものがあると認識しはじめます。
そして仰向けから、うつ伏せの状態に行けるんだとわかっていきます。
腹ばいトレーニングも平行して続けていくと、うつ伏せでいることが好きになって次第にうつ伏せにしただけでご機嫌にもなってきます。
首もすわって慣れてくると、うつ伏せの状態で顔を正面に向けることも出来るようなります。
もっと慣れていくと周囲の状況を伺うように首を左右に動かしながら伺うようになります。
縦抱っこでは高い視点で新鮮な世界でしたが、うつ伏せは低い視点での新鮮な世界となります。
うつ伏せの状態で近くにある玩具に手を伸ばして遊ぶ日も近いかもしれませんよ。
寝返り始まるかも?
今まで赤ちゃんは、寝ている状態から自分の意志でカラダの体勢を変化させることはありませんでした。
仰向けの状態で手の届く範囲で、何かをつかんだりすることはあっても体勢は変えることはなかったですね。
しかし、大きな変換の時はもうすぐ訪れます。自分の意志でカラダの体勢を入れ替える「寝返り」の動作がやってくるのです。
多少大げさに聞こえるかもしれませんが、実はかなりの変化が訪れています。
寝返り運動というものは、赤ちゃんが初めて自分の意志で行う「移動運動」なのです。
これは我々人間が動物であることの特徴として、自らの意志で移動できるという特徴をもっていることに起因します。
寝返りは更に高度な移動手段である「はいはい」につながる動作でもあります。
仰向けの状態から、自らの意思で寝返りをすることでうつ伏せになり「はいはい」で移動していくための最初のステップです。
赤ちゃんにとっては移動手段を得ることで探究心を発揮できるようになるため喜ばしい事態です。
でも我々親にとっては注意しなければならないことが、山程おきてきます。
今までのお世話が楽であったと認識できるほど、赤ちゃんは活発になっていきます。
今後の展開を十分に注意しなければなりません!
転倒事故注意報発令!
もしもこの時期に赤ちゃんが寝返りをマスターしてしまいそうだったら、親としては注意しなければならないことがあります。
この時期は子育ての第2段階に入ったと言っても過言ではありません。
泣き声も今まで以上にエスカレートしていくでしょう。授乳やオムツ替えのお世話も簡単にはいかなくなります。
赤ちゃんは自ら動くということを学ぼうとしているからです。
これまではじっと仰向けの状態で大人しくしていましたが、これからはそうもいかなくなります。
足しゃぶりを覚えたらオムツ替えの最中でも足への探求をおさえることはできません。
手も足もバタバタと活発に動かすことでしょう。寝返りができる子はコロコロクルクル好きなタイミングで回っていきます。
この時期の赤ちゃんは特に、目の離せない存在へとなっていきます。
親としても赤ちゃんの目線になって、何か危険なものが周囲に転がっていないかを注意深く観察してください。
普段ベビーベッドで過ごしているから安心と思っては危険です。
ベッドの柵に足が挟まってケガをしてしまったり、柵をあげることを忘れて落下してしまう事故も起きてしまいます。
実はかつて日本でも行われていた「スウォードリング」という、赤ちゃんを布でミイラのようにぐるぐる巻きにして身の安全をはかるという方法がありました。
これは南米で行われている子育てでもあるそうです。赤ちゃんの自由に動けなくすることで危険から守ってあげるという方法です。
1日の大部分をぐるぐる巻きの状態で過ごすことになるのですが、発達に影響がないこともわかっているそうです。
日本でも行われていたそうですが、世界的に見てもスウォードリングをしている地域は多かったそうです。
かつては生活環境もそれほど良くなく、赤ちゃんが動けてしまうことがすぐに危険につながったためスウォードリングをすることが多かったということです。
味の冒険チャレンジ☆
急激な体重増加の傾向もだいぶ収まってきたのではないでしょうか。
生後4ヵ月から5ヵ月の赤ちゃんともなりますと、オッパイの飲み方もだいぶ上手になってきますよね。
ミルクも哺乳瓶で飲むことも慣れてきて、栄養を取ること自体にも余裕が出始めた時期でもあります。
そろそろ離乳食のことも考えながら、母乳やミルク以外の味に慣れさせる準備にはいっても良いかもしれません。
はじめは水などで薄めた果汁や麦茶からでも良いでしょう。初めての味でどのような反応を示すのかも、よく観察しておいてください。
いつ始めるべきかの判断に迷った時は、かかりつけの小児科の先生に聞いてみても良いでしょう。
うちの子は生後間もない頃からインクレミンシロップという鉄分の薬を飲んできます。
低出生体重児のお供と言われるお薬で、母乳やミルク以外の味へのチャレンジはすでに経験済みだったりします。
インクレミンシロップを飲む際も抵抗する時期があったので、哺乳瓶で飲ませたら嫌がりながらも飲むようになりました。
赤ちゃんは目についたものを手にとっては口にもっていきます。
しかし口にもっていってしゃぶったとしても、口の中にはいったものに対しては結構慎重派です。
ほとんどの赤ちゃんは母乳やミルクの味に慣れていますので、離乳食の時期にお粥を口にいれたとしても戸惑いの表情をうかべることになります。
もしかしたら嫌がってないてしまうこともあるかもしれません。
特に酸っぱい味や苦い味は嫌がる傾向があります。
ですので離乳食を始める前に、赤ちゃんの好みや他の味に慣れさせることをこの時期から始めておくとスムーズに移行できることもあります。
味を嫌がったとしても焦ることはありません。
嫌がることも本能のようなもので、変な味のものを食べないよう赤ちゃんに組み込まれた防御システムと捉えましょう。
視力と聴力が更に発達
表情や行動に注目されがちですが、この時期の赤ちゃんは感覚に関しても目覚ましい成長をとげようとしています。
視力に関しては生まれた頃は、ぼんやりと光りをとらえることが出来る程度でした。
それがコントラスとのハッキリとしたものを捉えられるようになり、4ヶ月から5ヵ月ごろになってくると色や輪郭をとらえることが出来るようになります。
なんとなく親の顔立ちについても認識してきたのではないでしょうか。
顔を確かめるようにじっと見つめて、安心を感じてニコッとしだすのもこの頃です。
聴力に関しても生まれた頃から敏感ではありました。この時期はさらに能力もアップしていきます。
具体的には音を耳で感知して、音の下方向を認識できるようになっていきます。
これまでは音を感じても、それがどこから聞こえたのかまではわかりませんでした。
それが首もすわって自由に動かせるようになり、視力も発達してきたことから音のする方向を察知して目で捉えることも出来るようになるのです。
我々大人にとっては音がする方向を察知して、振り向いたり目で確認するといった動作は自然とできるくらい動作もないことです。
しかしこの動作は視覚と聴覚といった、異なる感覚を脳の中で紐付ける必要となってきます。
こうした動作は大脳の連合野という部分で行われているのですが、この連合野の発達は赤ちゃんの知的な成長にとって非常に重要な役割を果たしています。
生後124日まとめ
生後124日ということで、4ヵ月から5ヶ月の赤ちゃんの発育状況と成長チェックをかねて一般的に備わるであろう事項についてまとめました。
でも、ここにまとめたものが赤ちゃんに備わっていなくてもどうか焦らないでください。
うちの子も首がすわったばかりですし、まだ寝返りもマスターできていません。
あくまで一般的な統計に基づいた情報をまとめたに過ぎませんので参考程度にとどめておいてください。
赤ちゃんには一人ひとり違った個性が備わっていますし、自分なりのペースというものも存在します。
どうか温かく見守ってあげながら、目覚ましい成長を遂げる赤ちゃんの一挙手一投足を楽しみながら過ごしてみてください。
特に運動能力の発達は目を見張る者があるでしょう。
急に寝返りに開眼する子もいるでしょうから、赤ちゃんの身の回りの危険に関しては十分に配慮したいところです。
わたしもはじめはベビーベッドを使用していましたが、現在は布団で寝かしつけています。
もともとベビーベッドはレンタルだったので当初の予定で返却したまでですが、落下の危険は多少おさまったと思います。
引き続き、赤ちゃんの身の回りには十分気をつけながら育児に励む次第であります。