【生後1~2ヶ月の赤ちゃん】からだの発育成長チェック♪「大変身の準備段階!体重は上昇中…追視や顔マネ&夕方のぐずり泣き(コリック)など」
生後47日です。生まれて1ヶ月を過ぎて折返し地点も過ぎました。2ヶ月は目前に迫ってきています。
よく泣き、よく飲み、よく眠るを毎日繰り返してきました。
このところ夜も生まれた頃よりはだいぶ寝てくれるようになってきて、これから楽になりそうな予感もします。
見た目に関しても変化を感じ取ることが出来ます。背中も肉厚になってきて全体的にふっくら傾向です。
ヨダレも多くなってきました。鼻クソや耳クソも目立ってきてケアも欠かせません。
体重も1,000グラム以上増えました。たまに可愛い咳やクシャミも披露してくれます。
2ヶ月に向かうに当たり今回は赤ちゃんのカラダの発育についてまとめます。
前回の0ヶ月~1ヶ月の赤ちゃんの成長発育についての記事もありますのでご興味あれば是非御覧ください。
赤ちゃん密着24時(生後47日)
生後47日です。この日は全然よるに寝てくれませんでした・・・。早朝の4時から5時くらいに1時間程度寝たくらいです。
前日の昼間に結構お昼寝していたので目が冴えちゃったのかもしれませんね。
しかしこの頃は昼夜逆転とか気にせず、赤ちゃんが寝たい時に好きなだけ寝かせてあげることを心がけていました。
お世話をする我々は大変ではありますが、やはり赤ちゃん第一の生活に変わりはありません。
お風呂上がりにも高確率でウンコをするようになりました。
まだお風呂中に事故はありませんが・・・いつかくるのかなあ。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | 2回 | 1回 | ミルク80cc | |
1時 | 2回 | 1回 | ||
2時 | 1回 | |||
3時 | 2回 | 1回 | ミルク80cc | |
4時 | ||||
5時 | ||||
6時 | 1回 | 1回 | ||
7時 | 1回 | ミルク70cc | ||
8時 | ||||
9時 | ||||
10時 | 2回 | 1回 | ||
11時 | 2回 | ミルク60cc | ||
12時 | 1回 | |||
13時 | 1回 | 1回 | ||
14時 | 1回 | ミルク60cc | ||
15時 | ||||
16時 | 2回 | 1回 | ||
17時 | 1回 | ミルク60cc | ||
18時 | ||||
19時 | 2回 | 1回 | ||
20時 | 1回 | 1回 | ||
21時 | 1回 | 1回 | お風呂 ミルク80cc | |
22時 | 3回 | 1回 | ||
23時 | ||||
合計 | 23回 | 3回 | 11回 | 体重3,800g(前日比-150)【睡眠】約6.5時間 【体温】37.1度 ミルク490cc |
腸成長!「ビタミンK生成準備OK」
我々大人たちの腸にはビフィズス菌や大腸菌など様々な最近が住み着いていますね。
菌といっても悪いものだけではなく、消化吸収を助けてくれたり体調を整えてくれる善玉菌というものも存在します。
善玉菌で有名なのはヨーグルトなどに含まれる乳酸菌のビフィズス菌です。
ビフィズス菌はビタミンB1やB2などを生成してくれたり、悪玉菌の働きをおさえてくれる役割もあります。
とても危険な赤痢菌やコレラ菌などが腸内で繁殖するのも防いでくれます。
中でも大腸菌は人の体には欠かせないビタミンB12やビタミンKを作ってくれる働きがあります。
しかし生後間もない赤ちゃんのお腹には無菌状態であるため、ビタミンKをとるためにケイツーシロップを飲ませてあげます。
入院中からずっとケイツーシロップを飲ませてあげていたと思いますが、赤ちゃんの腸内にはビフィズス菌もそろそろ住み着いてくる頃です。
ビフィズス菌が腸内に住み着いてくれると、赤ちゃんのお腹に病原菌がはいってくるのを阻止してくれることも期待できます。
さらにビタミンKもビフィズス菌が作ってくれるようになります。
赤ちゃんのお腹の中は目にすることはできませんが、着々と準備がすすんでいるのですね。
水面下で大変身の準備中♪
生後2ヶ月くらいは、長きにわたる乳児期間の1年の中で成長に大きな変化が少ない時期と言われることもあります。
出産という一大イベントに比べれば地味な時期かもしれませんが、よくよくみてみると成長を感じる場面がたくさんあります。
退院してお家で生活を過ごすにあたり新しい環境にも慣れ始めてきたのではないでしょうか。
生後間もない頃は母乳もミルクもうまく飲めていなかったのに、今では一心不乱に吸い付いていませんか。
お腹が空いたり、オムツが濡れていれば泣き叫んで不快をアピールしていませんか。
笑顔をみせてくれたり、首がすわって成長をひしひしと感じるのはまだ先かもしれません。
でも赤ちゃんなりに立派に成長はしているので変化を楽しみながら探してみて下さい。
そして一緒になって成長した喜びを、赤ちゃんと一緒に感じましょう。
親を喜ばせてくれるパフォーマンスはまだありませんが、そのための準備は着々と水面下ではすすんでいます。
サナギから蝶のように大変身してくれるのはもうすぐです。
体重増加度MAX!
赤ちゃんは生まれてからの3ヶ月間の間に最も体重が増加するらしいですね。しかも人生で一番増える期間ですって。
その体重増加は1日に25グラムから30グラム増えているそうです。
グラムだから大したことないと考えがちですが、この頃の赤ちゃんの体重は3キロ程度です。
うちの場合も生まれた頃は2438グラムで、1ヶ月後に計測してもらたら1日平均50グラムも増えている計算といわれたこともあります。
単純計算して月で1キロ近く増えるってものすごい成長スピードですね。我々が月で10キロ増えたら大騒ぎになります。
しかも3ヶ月では元の体重の倍になってしまうんです。凄まじいとしか言えません。
いっぱい寝て、オッパイもミルクものんで、手足もバタバタ動かしながらスクスクと巨大化は始まっているのですね。
追視が発動
この頃に気づいたことは赤ちゃんの目に関することです。
生まれた頃は全体的に黒目が多いように感じましたが、白目の割合も増えてきたように見えました。
そしてこちらを見ているな?と感じることも多くなりました。ベビーベッドに寝かせていると不意に回りを見渡したりします。
何かをジッと見つめているような仕草をすることもあります。
目の動きも活発になってきました。こちらを見つめていると思うとちょっと視線がずれて、口元をみていたり目元に視線がもどったりします。
私が赤ちゃんに見られているときに、ちょっと何処かにいっても今までは動きを追うことはありませんでした。
でもこの頃になると目で追うことも多くなってきます。追視ってやつですね。
ガラガラ音がするおもちゃを、目の前で右から左にうごかすと赤ちゃんも目でそれを追います。
反応がなくても根気強く続けていくと、そのうち頭を動かすまでになるので是非続けてみて下さい♪
うちは首すわりのトレーングになると思って結構日課みたいに続けていました。
この時期の赤ちゃんは遠くのものをはっきりと見ることが出来ない視野となっています。
しかも視野の中心のハッキリとした明度のあるものしか捉えることができないようです。
つまるところ真正面に見える近くのものなら、かろうじて見ることが出来そうという具合です。
すこしでも真正面からはずれてしまうと追視するのが難しくなります。
これは月齢が進むに連れて少しずつ視野も広がって、目でものを捉えることもできるようになっていきます。
是非赤ちゃんの成長を体感するために、オモチャでどのくらいの視野になっているのか確かめてみて欲しいです。
赤ちゃんもきっと一緒に動きを共有して遊んでもらっているような楽しい感覚がおきているかもしれませんよ♪好奇心も芽生えるトレーングになるかもですね!
顔マネもするカモよ
よく赤ちゃんは親の顔マネもすることもあると聞くことがあります。
残念ながらウチの子は私が舌をだしてみても、舌を出して真似るような行為はしてくれませんでした。
しかし口を見開いて笑いかけると、ニヤッとすることはあります。
この様な赤ちゃんの行為を「模倣」とよぶそうです。
こちらが何かアクションをすると、必ず模倣をするというわけではありませんが自然発生的に自分の感情で表情をつくるより高確率にかえしてもらえます。
冷静に考えてみると、まだ生まれたばかりの赤ちゃんが表情を真似るってすごいですね。
例えば舌をだしているのをみて、なんで舌が自分のこの辺にあるってわかるのでしょうか。
しかも自分の舌という場所がわかて、なんでそれを動かすことができるんだろうって不思議に思います。
色々しらべてみてもこの「模倣」という行為がどのような理屈で行われているのかは結局ナゾでした。
本能的に敵意がないことを示していたり、信頼する相手の顔を真似したくなる心理があるのか不明です。ともかく赤ちゃんてすごい!
ちなみにうちの子は前述したとおり舌を出す模倣はしませんでしたが、よく鏡の前で赤ちゃんと目を合わせながらコチラがニコっとすると真似てニコっとしてくれます。
夕方のぐずり泣き(コリック)
この時期の赤ちゃんは早い子ですと、夕方ぐらいにグズって泣くことがあります。黄昏泣きとも呼ばれています。
これは日本では少ない現象であるという情報が多くありますが、結構Twitterとかを眺めていると夕方のぐずり泣き(コリック)が起きている子を見かけます。
うちの子も結構な確率で夕方あたりに泣くことがあるのでコリックに当てはまるのかなあと思っています。
だいたい同じ様な時間帯(夕方の5時くらいから6時にかけて)に急に激しく泣くことがあります。
どんなにあやしても収まることはありませんでした。かといって体調が悪そうにも思えません。
ミルクを吐いたり、熱があったり、顔色が悪いわけでもありません。
体調も悪くて、普段とも違う泣き方だったら注意する必要があります。
でも、コリックの場合はしばらく泣くと疲れたのかそのまま寝てしまうこともあります。
足を折り曲げて泣くこともあるのでお腹でも痛いのかと心配する事もあります。苦しそうに思えて、はじめての時は慌ててしまうかもしれません。
コリックは「最疝痛」ともいわれており、欧米でも詳しく調査が行われているようです。
欧米の調査では3人にひとりの割合でコリックを経験している親がいるというデータもあるほどです。
日本でも調査をおこなってことがあるようで、1日に3時間以上泣くことが週に3日以上あると答えた親がいることがわかりました。
このコリックの時期は生後1ヶ月から3ヶ月くらいと回答した人がほとんどだったそうです。
まあ、赤ちゃんは泣くものだという認識があればそれほど気にはならないかもしれません。
ちなみに韓国ではコリックが存在しないそうですよ。国によって違うのは驚きですね。
しかしコリックも考えようによっては成長を感じる喜びに捉えることも出来ます。
私も感じましたが生まれた直後の泣き声を思い出してください。とても弱々しく控えめで愛着がもてる声ではなかったですか?
それがこの時期になると声も大きく出せるようになって、こんなにも長い時間泣ける体力もついたんだなあと感心することもあります。
我々の心を虜にする笑顔と同様に、泣くという行為も考え方を変えれば赤ちゃんの魅力のひとつと思えませんかね。
気をつけよう「オムツかぶれ」
赤ちゃんは生まれてからずっと1日中オムツをあてた状態が続いていますね。
私もできるだけオムツを小まめにチェックして、交換するように心がけています。
しかし、小まめにオムツを交換していないと「オムツかぶれ」を起こしてしまうこともあります。
オムツの中はオシッコやウンチで湿った状態になってしまうため、皮膚もむれてしまいます。
そうすると皮膚はオムツに刺激されることで、炎症をおこしてしまい傷ついてしまいます。これを「オムツかぶれ」といいます。
オムツかぶれは尿に含まれるアンモニアや、便中の酵素が皮膚を刺激して接触性皮膚炎(かぶれ)を引き起こします。
おむつが当たる部位が赤くなってしまい、炎症をおこして赤い丘疹(ぶつぶつ)ができてきます。
炎症部分を触られると痛いので赤ちゃんは嫌がります。軽症のうちは清潔を保つことで回復していきます。
重症化してしまうと水疱ができてジクジクとただれたようになってしまいます。
ここまできてしまうと、オシッコやウンチをする度に痛みが走るので病院を受診して軟膏などを処方して貰う必要があります。
オムツかぶれについては以下の記事にもまとめてあります。
いずれにせよ早い段階でかぶれは治してあげたいですし、できるだけ未然に防ぐように小まめなオムツ替えを心がけたいところです。
可愛い赤ちゃんのプリケツはキレイに大事にしてあげたいですね。
そろそろ湯船デビュー
この時期になるとベビーバスを卒業して、そろそろ親と一緒に湯船に入る赤ちゃんもでてくるのではないでしょうか。
私も、ちょうど1ヶ月健診のときに病院で湯船オッケー☆⌒d(´∀`)ノって言われた記憶があります。
しかし病院によっては首がすわるまでベビーバスを勧められることもあるようですね。
病院ではベビーバスをすすめられることはありませんでしたが、私もちょっと赤ちゃんをお風呂にいれる担当なので判断にこまりました。
正直言って湯船にいれるのがおっかないです・・・。慣れていないこともありますが、落とすと取り返しがつかない気がして恐怖でした。
ですのでベビーバスでつかっていた沐浴剤がきれるまでは、湯船はやめておこうと判断しました。
沐浴剤がきれるころには多少でも首もすわると思いました。
一緒にお風呂にはいるときは、お湯のキレイなうちに赤ちゃんを入れてあげる必要があります。1番ぶろが良いですね。
寒い時期は湯冷めも心配なので、お風呂をいれる担当とお着替え担当がいるとスムーズかもしれません。
ウチもそうしています。お風呂は私。着替えは妻です。
ひとりで入れる場合はあらかじめ準備も必要ですね。脱衣場に着替えとタオルを準備して、赤ちゃんの体が冷えないように心がけたいです。
生後47日のまとめ
今回は生後2ヶ月もせまってきたということで、赤ちゃんの成長具合をまとめてみました。
ちょっとした赤ちゃんの仕草や変化を見つけると育児も楽しくなってきます。
ミルクの時に頭をみていると、前頭部がヘコヘコぺこぺこと動いて可愛いです。
産毛状態から一向に進まない髪の毛も、もっと生えてくれると良いな~と思ったり、咳の仕方もクシャミも立派になってきたなあと感じることもあります。
ミルクの量も少しずつ増えてきて、湯冷ましに時間がかかってきたと思うこともあります。
ちなみにウチは湯冷ましする時マグカップに水入れて、しばらく突っ込んでおいてさましています。
そういえば助産師さんにこの時期にしてみたい成長具合のチェックもおしえてもらいました。
簡単ですが「生後1~2ヶ月の赤ちゃんチェック」は以下のとおりです。
- 音に反応するか
- 何かを見つめて追視するか
- 親のどんな表情に反応するか
- よくねるか
- よく飲むか
- どの程度ひとりでいられるか
時間のある時にお試し下さい。当てはまらなくても慌てず赤ちゃんの成長を見守ってあげてくださいね。