【離乳食いつから?】4~5ヶ月の赤ちゃん「目安はヨダレと嚥下!始める準備とポイント☆スプーントレーニングについても♪」
生後126日となりました。そろそろ離乳食のことも考える時期でもあります。
4ヶ月からなんて早いのでは!?と思われるかもしれません。
でも5ヵ月から開始するには事前にやっておくと離乳食をスムーズに受け入れてもらうことが出来ることがあります。
今回は離乳食をはじめるタイミングの見極め方と、事前にやっておくと良いかもしれないコトについてまとめました。
これと合わせて役所などで離乳食講座のようなものを受けたり、小児科で相談しながら自分なりの離乳食までのスケジュールを明確にしていただければと思います。
赤ちゃん密着24時(生後126日)
生後126日です。体重も6,000グラムを突破して夢の7,000グラムへと少しずつ近づいています。
この日は前日の21時にご就寝です。またもや朝まで寝てくれて次の日の6時にお目覚めしました。
なんと9時間連続睡眠達成です。いつも平均で7時間くらいなので、多目に寝てくれました。
心配なのはミルクと授乳の回数が減ったことですが、これまでは大きく激減したことはありません。
以前よりは体重の増えも落ち着きましたが長いスパンでみると増えているので順調ということでしょう。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | ||||
3時 | ||||
4時 | ||||
5時 | ||||
6時 | 1回 | 1回 | インクレミンシロップ | |
7時 | ||||
8時 | 1回 | ミルク120cc | ||
9時 | 2回 | 1回 | ||
10時 | 1回 | 2回 | 1回 | |
11時 | 2回 | 1回 | ||
12時 | 2回 | 1回 | ミルク120cc | |
13時 | ||||
14時 | 1回 | 1回 | ||
15時 | 1回 | ミルク120cc | ||
16時 | ||||
17時 | 1回 | 1回 | お風呂 | |
18時 | ミルク120cc | |||
19時 | 2回 | 2回 | ||
20時 | 1回 | 1回 | ||
21時 | 1回 | ミルク120cc | ||
22時 | ||||
23時 | ||||
合計 | 14回 | 5回 | 9回 | 体重6,300g(前日比±0)【睡眠】約11.5時間 【体温】36.8度 ミルク600cc |
嚥下をマスターするには姿勢が大事♪
すでに離乳食の準備のために、スプーンを慣れさせようと麦茶やジュースをあげている方もいるのではないでしょうか。
その際に注意したいところは、赤ちゃんの上半身を上に向かせるような姿勢で流し込むようにスプーンで飲ませることの無いよう気をつけてください。
上を向くような姿勢であげてしまうと飲み込みにくいですし、むせ返ってしまうので姿勢には注意しましょう。
赤ちゃんの上半身がまっすぐになるよう、椅子に固定することが大切です。
そして「嚥下」の動きをマスターさせるために、スプーンを下唇にあてて舌の上に添えてあげるように置くことが重要です。
一番の理想はスプーンを口の前にもっていくだけで、赤ちゃんが上半身を前方に傾けて自分から口で迎えるようになることです。
さらに自分から飲み込む「嚥下」の動きで、口をモグモグと出来るようになっているとこの後の離乳食もスムーズにいくでしょう。
この時期は舌の前後運動がのこっている影響で、口からはいったものが流れ出てしまうこともあります。
離乳食用のスタイや流れ出ても問題のないような状態で、おこなえるようにしておくことをオススメします。
意識することは「姿勢」と「嚥下」です。
まずはシッカリとした姿勢でおこなえることを目標に準備をすすめていくと良いでしょう。
その際には離乳食のときにも使える椅子の選別も重要となります。
ベルトなどで固定することができたり、普段使いで赤ちゃんを寝かすことが出来るベビーラックがおすすめです。
見極めは「よだれ」と「もぐもぐ」
離乳食は大人と同じものを食べるまでの大切な期間です。
そしてこの時期の離乳食前の準備もとても大切な期間となります。
離乳食に向けて一体どのような事が必要で、いつはじめるべきかのタイミングを見極めるのかを以下で説明していきます。
食への興味を掻き立てる
赤ちゃんもずっと母乳やミルクで過ごすわけにもいきません。
栄養もそうですが、食べるという行為が大切なもので楽しいものであることも伝えなくてはなりません。
そのために、この時期から出来ることとして「親が食べている姿を見せる」という方法があります。
赤ちゃんの目の前で自分たちが食べている姿を見せつけるのです。
食べている姿を赤ちゃんがじっと見つめて一緒にモグモグしたり、ヨダレをいつも以上に垂らすことがあれば興味を示したこととなります。
できるだけ楽しそうに美味しそうに、赤ちゃんが引き込まれちゃうくらいの名演技で食への興味を掻き立ててみましょう。
タイミング①「よだれ」
そろそろ離乳食が開始できそうと思えるタイミングとしてあげられるのが「よだれ」の量です。
先程の親が食べている姿をみて、思わず状態を前のめりにして「んむーー!」とか言いながらヨダレをたらたら垂らしていたらサインと思って良いかもしれません。
普段からヨダレの量が多い小は判断がつかないかもしれません。
しかし「食への興味」「よだれ」と、もう1つの判断材料がそろってくるといよいよと言えるでしょう。
タイミング②「もぐもぐ」
離乳食の開始を見極める「食への興味」「よだれ」と、もう1つの判断材料が「もぐもぐ」です。
口のモグモグというのは、親が食べている姿をみて一緒に食べているかのように口を動かしていたら始め時と思って良いでしょう。
モグモグと一緒にヨダレも一緒に口元から流れ出ているようであれば、よいタイミングといえます。
それと口で遊びだすこともあれば、同じように離乳食への扉が開かれたと思って良いでしょう。
唇を震わせながら「ぶーー!」「ぶーー!」とヨダレを吹き出すこともあります。
アヒル口のような独特の可愛らしい口元で遊びだすこともあります。
うちの子は以下のような口元で遊ぶことが多くなってきました。
妻は歯科衛生士なのですが、この口元をするようになったら離乳食開始OKのサインとも受け取ることができるそうです。
「んむー」撮ったらちょうどスマホが影に・・・🙃 pic.twitter.com/6vkbT3CMzX
— のねむ👶7m@実録!育児40代夫婦 (@ikuji40) 2019年2月7日
味の探求はじめましょう☆
離乳食が目前に迫っていると言っても、この時期は母乳やミルクをしっかり飲むことができていれば栄養的には全く問題がないことです。
ですのであまり堅苦しく考えることをやめて、赤ちゃんの食への体験をひとつ増やしてあげるくらいの心持ちが良いかもしれません。
先程もお伝えしましたが、家族の食卓に一緒に座らせてあげて大人が楽しそうに美味しそうに食事をしている雰囲気を味あわせてあげながら食への興味を掻き立ててあげましょう。
世話をしている我々親も自分がしようとしている行為の意味をしっかりと理解して、赤ちゃんにしてあげることも重要なことです。
離乳食前の準備として「はじめは果汁をあげてみましょう」と勧められたとしても、ただあげるだけでは行為として不十分です。
赤ちゃんに「母乳やミルク以外にも色んな味があることを体験してみてね」という目的をもってあげることが大切です。
この時期の準備として行う麦茶やジュースなどの体験は、あくまで味の探求であって栄養補給ではないことも理解してください。
果汁に関しても必ずあげなくてはならないというワケではありません。
昔は母乳の代替品として牛乳を高温で殺菌をすることで赤ちゃんに飲ませていました。
殺菌をする際にビタミンCが熱で破壊されてしまうため、ミカンやリンゴの果汁で補っていたという流れの一貫として今も残っているものです。
現代では母乳にもミルクにもビタミンはしっかりと入っているので、無理に果汁で補う必要もなくなってきています。
栄養という意味合いではなく、赤ちゃんの味の探求として捉えるべきなのかもしれません。
特に季節物の果物は家庭でもよく好まれるものです。
みんなで季節を味わう輪に赤ちゃんもいれてあげて、食の楽しみをつたえてあげましょう。
あげる量としては少量で問題ありません。赤ちゃんの口におさまる程度のスプーンを用意しましょう。
スプーンの背で果物を押しつぶして果汁が出たら、水で倍に薄めるなどしてあたえてみてください。
野菜の茹で汁や、料理につかうだし汁なども赤ちゃんの味への探求にはもってこいです。
スプーンにも慣れさせて!
うちの子は生後間もない頃からケイツーシロップをスプーンで飲んでいました。
そして、インクレミンシロップもスポイトで飲んでいました。
同じようにオッパイやミルクで乳首以外のものも口に含んだことがある子もいるかもしれませんね。
でも中には生まれてこの方、乳首一本で栄養をとってきたという赤ちゃんもいるはずです。
そういった子にしてみれば、あるときスプーンを口に運ばれたら戸惑ったり驚いたりすることは珍しいことではありません。
カラダを固くさせて驚いてしまったり、泣きじゃくって抵抗することだってあるでしょう。
そんな時のための準備期間ですので、焦らずに無理強いだけはしないようにしてあげてください。
嫌なときに無理に続けてしまうと、スプーンに対して恐怖心を覚えてしまうことだってあります。
赤ちゃんにだってタイミングがありますし、気分が乗らない日だってあります。気楽に明日へ持ち越しましょう。
機嫌の良いときにスプーンを試してみて、上手に飲み込める事ができたら精一杯の愛情でもって褒めちぎってあげてください。
きっと赤ちゃんにも気持ちが伝わって嬉しい気分になってくれます。
スプーンを受け入れることができても、口にはいったものを器用に舌で押し出してしまう赤ちゃんもいます。
これはスプーンに慣れていなかったり、母乳やミルクの味への抵抗といった場合もあります。
離乳食前の準備段階では珍しいことではないので、徐々になれていってもらえれば全然問題ではありません。
果汁やスープを、スプーンで飲むことに慣れてきたら次の段階へ進んでみるのも良いでしょう。
今度はコップを使って飲ませてみて赤ちゃんの反応をみてみてください。
超簡単「電子レンジ離乳食」
電子レンジは手軽にできますし、離乳食のように少量だけ短時間で加熱することができるため強い味方といえます。
離乳食の準備段階で使用するだし汁や、お粥といったものもお鍋で調理しようとすると少量のため底を焦がしてしまいがちです。
電子レンジの場合だと焦がすことはまずありません。それにくわえて煮沸消毒代わりに殺菌として活用することもあるくらいなので衛生面でも安心です。
※ 電子レンジは機種によってワット数が異なります。それによって調理時間も異なってきますのでお持ちの電子レンジによって時間は微調整してみてください。
ここでは電子レンジで気軽にできる調理方法をご紹介していきます。
和風だし
まず、和風だしを作るために必要なものは以下のとおりです。
- 昆布(3cm角)
- 鰹節(0.5g)
- 水(100cc)
- 耐熱容器
- 茶こし
- カップ
- スプーン
作り方は、水がはいった耐熱容器に「昆布」「かつお節」を入れます。
かつお節は手でひとつまみした程度の量が0.5gくらいです。
昆布と鰹節をいれたら耐熱容器に蓋かラップをして電子レンジにいれます。30秒程度加熱しましょう。
加熱後に電子レンジから取り出して、茶こしでこしながらカップにいれます。
スプーンではなく哺乳瓶で飲ませる場合は、この段階で移し替えます。
赤ちゃんが飲めるくらいに冷ませたら、世界に誇る和風コンソメスープの出来上がりです!
お粥(10倍がゆ)
電子レンジであれば、赤ちゃんが食べる程度の少量のお粥も簡単に出来ます。
10倍がゆは、米に対する水の量が10倍であることをさします。
たとえば、米1カップに水1カップで炊いたものは普通のご飯です。
水を4倍にすれば4倍がゆ、10倍にすれば10倍がゆということです。
10倍がゆを作るために必要なものは以下のとおりです。
- 米(大さじ3弱、約40g)
- 湯2カップ
- 耐熱ボウル
- 食器
- スプーン
耐熱ボウルに洗った米をいれます。同時にお湯も注ぎます。
ボウルにラップをして左右の端5mm程度、空気の入る隙間をあけます。
電子レンジにいれたら、600Wで約7分ほど(500Wで8分20秒ほど)加熱しましょう。
様子をみつつ沸騰してきたら「弱」(100W~200W)に切り替えて、12分程度加熱します。
加熱後にボウルを取り出して、5分程度蒸らしてください。
米のつぶつぶ感が残っている場合は、スプーンで押しつぶして滑らかにしてください。
完成したら赤ちゃんにあげてみましょう!
※ はじめのうちは少量なので、電子レンジで作るといっても面倒に思えるかもしれません。その場合は無理せず市販のベビーフードを活用するのも良い選択といえます。
生後126日まとめ
今回は5ヶ月に控えている離乳食に向けての準備として、どんな事ができるのかをまとめました。
いきなり離乳食をはじめるよりも、母乳やミルク以外の味への慣れも必要ということが分かりました。
スプーンで食べることも慣れていないので準備が必要になってくるんですね。
食べる時の姿勢や、離乳食をはじめるタイミングについても理解することができました。
大半の赤ちゃんが5ヶ月位から離乳食をはじめると思います。
うちの場合も同様となりそうなので、今のうちから自分たちが食べている姿を見せるなどして食への興味を掻き立ててみたいと考えています。
妻は歯科衛生士なので、食へのこだわりが半端ないです。
今のうちから食べさせ方や、嚥下までの道のりをイメージしているようです。
椅子に座ることもなれさせる必要がありますね。
うちの子はとにかくジッと待つことが難しいので、まずはそこからかな・・・