【会話を楽しむ♪】生後2~3ヵ月の赤ちゃん「音痴は遺伝する?産声から母語への変化!社会的笑いや、おしゃべりへの対応など」
生後71日です。赤ちゃんとの会話も楽しくなってくる時期です。
クーイングが終わって「あー」「うー」と言い出しましたが、その声も日に日にハッキリとした声になってきた気がします。
赤ちゃんも色々な声質を試そうとしているのか、単に「あー」「うー」でもバリエーションにとんでいます。
私も可愛い声を楽しむだけでなく、会話として楽しもうと心がけています。それが赤ちゃんにとっても刺激となり遊びになると信じているからです。
今回はこの時期の赤ちゃんとの会話や感情表現についてまとめてみました。
コミュニケーションのまとめ記事もあるので合わせて是非ごらんください。
赤ちゃん密着24時(生後71日)
生後71日です。この日も夜の0時から翌朝の7時を中心に寝てくれました。
起きたのは午前4時の1回だけです。4時間+2時間の合計6時間程度を集中して寝てくれました。
4時に起きた時は授乳をしたら直ぐに寝てしまったので、寝かしつけも楽でした。
オシッコの量がなぜかこの日は多めでした、
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | ||||
3時 | ||||
4時 | 1回 | 1回 | ||
5時 | ||||
6時 | ||||
7時 | 1回 | 1回 | ミルク100cc | |
8時 | ||||
9時 | 2回 | 1回 | ||
10時 | ||||
11時 | 2回 | インクレミンシロップ | ||
12時 | 4回 | ミルク90cc | ||
13時 | 1回 | 1回 | ||
14時 | 1回 | |||
15時 | 1回 | 1回 | ||
16時 | 1回 | 1回 | ミルク100cc | |
17時 | ||||
18時 | 1回 | 1回 | ||
19時 | 1回 | 2回 | ミルク100cc | |
20時 | 1回 | お風呂 | ||
21時 | 2回 | 1回 | ||
22時 | 1回 | ミルク100cc | ||
23時 | 3回 | |||
合計 | 17回 | 10回 | 8回 | 体重4,900g(前日比+90)【睡眠】約9時間 【体温】37.0度 ミルク490cc |
この頃の赤ちゃんの変化
赤ちゃんは生後間もない頃は、喃語の一種であるクーイングという声で、動物のような可愛い声をだして楽しませてくれました。
自分の声を確かめていたり、話すための準備をしていると考えられているようですが理由については実はよくわかっていないようです。
もしかしたら自分の手を見て、自分自身の身体の一部と認識しているハンドリガードのように喉の奥から発せられるような声を認識しようとしているのかもしれませんね。
誰かに話しかけられたりするとクーイングはやむことがあるので、声をだして何かを訴えているのかもしれません。
この声をだしたら誰かがきてくれるとか、何かが起こるんだということを学んでいるのでしょうかね。
クーイングや喃語はとても可愛いですが、言葉の意味を理解して唇や舌を使いながら「ババ」「ダダ」「ママ」などといった発音をするバブリングはまだまだ先の話です。
この時期は哺乳のために必要とされる口の動きがやっと出来てきた段階にあります。
言葉を話すための喉や口の発達に関しては、大人のように複雑に声をだすようになるまでは至っていません。
しかし残念に思うことは全然ありません。
いよいよ新生児微笑とは違った、社会的微笑も赤ちゃんから見られるようになってきます。
親としては徐々に感情が育ってきている証拠として大いに楽しんで、赤ちゃんと一緒に過ごす時間がひときわ輝く瞬間がやってきます。
社会的笑いキタ!その時どうする?
生まれて間もない頃の赤ちゃんは時々「新生児微笑」という生理的な反射現象としての笑いを見せて和ませてくれましたね。
うっすらと微笑んでくれているように見えてまさに、天使の微笑みだったわけですがもっと嬉しいことがこの時期には起こってきます。
赤ちゃんと目と目をあわせて、こっちが笑いかけると「ニカッ」って笑ってくれることがありますね。
抱っこしてユラユラしていると気持ちが良いのかニッコリ微笑んでくれることもあります。
これは生理的微笑とは違った筋肉の反射でおこる笑顔ではなく、「社会的笑い」というものらしいです。
生まれてからずっとロクに寝ていないで赤ちゃんのお世話をしてきた我々にとって極上のご褒美と言えます。
親の疲労状態もマックスの時期でくる赤ちゃんの社会的笑いに、溜め込んだ疲れは一気に消し飛んでしまいます。
きっと赤ちゃんが気を使ってこの時期にと癒やしを与えてくれたのかもしれません。
赤ちゃんによっては笑みを起こすトリガーはそれぞれでしょうね。
親が赤ちゃんに対して何か話しかけたら笑うかもしれません。
好みの抱っこの仕方でユラユラするだけで笑うかもしれません。
一度笑ったからと言って再度また笑うとも限りません。
是非、楽しみながら赤ちゃんの気持を誘うべくトライアンドエラーで試してみてほしいです。
赤ちゃんの笑みを引き起こすために親も一緒になって遊んであげることが出来ると思います。
笑みを引き出す必殺パターンがつかめたらしめたものです。
赤ちゃんにとって最高の刺激をあたえるべく、時間を存分に費やしながら親同士で笑みの取り合いをして切磋琢磨してみてはいかがでしょうか。
産声から母語へ
生まれてすぐに赤ちゃんは産声をあげますね。まさに「おぎゃー!」「おぎゃー!」という感じです。
これは全世界共通で同じ様な産声をあげることがわかっているということです。
しかしこの時期から赤ちゃんの口から発せられる声というものは、それぞれの国によって若干かわってくるものなんだそうです。
人間が生まれて育っていく間に初めて聞いて日常的にそのまま覚えて、会話をしている言葉を「母語」といいます。
外国籍であっても日本で生まれ育って、日本語を話す人の母語は「日本語」です。英語を話す日本人の母語は「英語」です。
赤ちゃんもこれと同様に生まれてから両親などが話している言葉を聞いています。
日本語を聞いていれば日本語っぽい、赤ちゃんの話し方をしてくる時期なのです。
生まれた時は万国共通の産声で、だんだんと育った国の環境に一番近いことばを自然と話すようになるんですね。
なので世話をする我々も、様々なトーンやバリエーション豊かな言葉を自然と繰り出すことが出来る母語で赤ちゃんの発した言葉を真似て返してあげましょう。
かえってきた言葉を赤ちゃんも何度も耳にしていくなかで、それぞれの土地にあった言葉というものをマスターしていくでしょう。
妻もよく故郷の言葉で赤ちゃんに話しかけることがあります。
私にとってはとても難解で何を話しているのか解読不可能なのですが、やはり自分が生まれ育った土地の言葉を理解してくれると嬉しいようで話しかけています。
はじめは赤ちゃんがその言葉を覚えてしまったら、私と会話できなくなるんじゃないかとおもって心配でしたが妻の気持ちも理解してあげようと思いました。
ちなみにバイリンガルに育てようと語学CDを聞かせまくる方もいらっしゃるかと思います。
しかし効果的にはあまりないのではないかという見解だそうです。生身の人間の声に赤ちゃんは反応しやすいそうですよ。
というわけで今後赤ちゃんがどのような言葉で、どのような話しかたをしていくかとても楽しみです。
くれぐれも、今住んでいる場所にない方言丸出しになってしまったらちょっと困りますが・・・。まあそうなったらそうなって個性ですかね!
親の生実況とアカペラが好き
この頃の赤ちゃんは音のするものに反応します。
よくテレビをつけながらミルクを飲ませていると、テレビの音に反応してなかなか飲むことに集中できなくなることもあるのではないでしょうか。
特に人間の生身の声にはとても敏感に反応します。
これは別に喜んで見ているわけではないそうです。あくまで反射的に音に反応してしまっており注意に縛られている状態といえます。
大音量の音に慣れてしまうと、赤ちゃんも自衛の手段としてあらゆる音に対して反応を鈍くさせてしまう可能性があります。
ですので赤ちゃんの注意をひかせて大人しくさせるために、テレビに釘付けにさせるより話しかけて交流を楽しみながら時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
台所で料理をしながら横になっている赤ちゃんに向かって、料理をしている自分を生実況しながら語ってあげるのも面白いかもしれません。
実況が難しいのであれば、鼻歌をうたったりアカペラで歌いながら料理してみてはどうでしょう。
この頃の赤ちゃんは歌ってもらうことも大好きです。CDを聞かせるには色んな音がはいっていて、赤ちゃんにとっては音が多すぎます。
単調で構わないので単調な繰り返しのメロディーで、自作の歌でもかまいません。
シンプルな即興のアカペラで、赤ちゃんの手足を触れながらリズムにのってできれば尚良ですね。
オムツを替えながら、お風呂に入りながら色んな場面で試してみたいものです。
音痴は遺伝する?しない?
前述の通り、自然とアカペラで赤ちゃんに歌ってあげられる人って結構少ないかもしれませんね。
「恥ずかしい」「歌えって言われてもうまくできない」「音痴だから赤ちゃんによくない」って思う方もいるでしょう。
よく自分の親が音痴だから、自分も音痴なんだと思いこんでいる人がいます。
しかし大半の場合は音痴というものは喉の声帯を動かす筋肉が上手にできずに音程をとることが難しい状態といえます。
ですので多くの場合は声帯をトレーニングすることで音痴を改善することができます。
こういったことから音痴は遺伝しないと考えられています。
音痴だから赤ちゃんに歌ってあげることができないということで、音を聞かせる機会を作ることが少なかったら逆に音痴になる要因となってしまうかもしれません。
音の高低を体感する機会に恵まれなかったばっかりに、音痴を再生産させてしまっては悪循環ですね。
私も恥ずかしいですが、妻が聞いていないことを確認しながら影でコソコソ歌ってあげることがあります。
リズムにのって歌うのが難しければ、ミュージカル風に歌うように話しかけるのも良いかもしれません(これまた最高に恥ずかしいですが
親としては意を決して赤ちゃんのために歌ってあげたほうが良いかもしれないということです。
生後71日まとめ
今回は生後71日となり、いよいよ赤ちゃんの声もバリエーションが豊かになってきたところで会話をどう楽しめばよいのかをまとめてみました。
特にミュージカル風に歌ってあげたり、アカペラや鼻歌をするのが苦手な私は困難ではありますが赤ちゃんのため!とおもって隠れて色々やるようにしています。
妻は赤ちゃんを抱えながら腰をクネクネさせて踊りながらノリノリで、歌を歌ってのけるツワモノです。
わたしが特に歌ってあげなくても大丈夫なような気はしますが、ノリが過ぎて怖いので世の中には私のようなひともいるんだよって教えてあげる意味で自分でも控えめに歌ってあげています。
まあ色々語りましたが結局は、気を張らずにそれぞれのやり方で赤ちゃんとの交流を楽しんでいけたらよいですねってことでしょうか。