【高齢出産&新生児仮死】帝王切開術後5日目!沐浴指導「赤ちゃんはお風呂好き?ギャン泣き後のいい湯だな」
いよいよ長きにわたる入院生活も、明日退院の日をむかえることとなりました。
赤ちゃんは、よく泣いてよく飲んでよく寝ているようです。
尿と便の量もこの短期間で大分増えました。とても喜ばしいことです。
妻も睡眠不足で疲れているようですが、赤ちゃんも元気なので安心しているようです。
さて、この日は私も学ばなくてはなりません。夫婦そろって沐浴の指導がある日です。私はしっかり覚えることができたのでしょうか・・・。
赤ちゃん密着24時
オシッコとウンチの量も出生時と比べるとかなり増えてきています。
オッパイとミルクもそれだけ飲めてきているという証拠でしょう。
睡眠の方もよく取れているようで入院中の騒がしい生活もあとわずかです。
家での生活となったらもっと安眠できる環境となるので、ぐんぐん成長していってもらいたいところです。
※ 空欄の行は泣いているか、寝ている時間とおもってください。
※ 表示が見切れている場合はスワイプすることで確認することが可能です。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | 2回 | 搾乳5cc ミルク25cc | ||
3時 | 2回 | |||
4時 | 1回 | 1回 | 1回 | |
5時 | 1回 | 1回 | 搾乳5cc ミルク25cc | |
6時 | ||||
7時 | ||||
8時 | ||||
9時 | 2回 | 1回 | 搾乳7cc ミルク23cc | |
10時 | ||||
11時 | 1回 | ケイツーシロップ | ||
12時 | ||||
13時 | 1回 | 1回 | 1回 | |
14時 | 1回 | 搾乳5cc ミルク25cc | ||
15時 | ||||
16時 | ||||
17時 | 1回 | 1回 | 1回 | 搾乳10cc ミルク20cc |
18時 | 1回 | 1回 | ||
19時 | ||||
20時 | ||||
21時 | 1回 | 1回 | 1回 | 搾乳5cc ミルク30cc |
22時 | ||||
23時 | 1回 | |||
合計 | 11回 | 6回 | 9回 | 体重2,288g(前日比+24)【睡眠】約12時間 搾乳37cc ミルク148cc |
いざ参る沐浴指導の巻
この日は退院指導の一環として沐浴指導があるため、いつもより早く病院への時間外での面会が許されています。
私はしっかり覚えるぞ!と意気込んで病院へと向かいました。
病室へいくと丁度赤ちゃんがおっぱいを飲んでいました。
妻は乳首がだいぶ痛くなったと嘆いていつつも、耐えながら授乳をしていました。おつかれちゃん。
沐浴指導の時間になったので、夫婦と赤ちゃんで沐浴指導のスペースへと移動となります。
私たち夫婦とは別にもう一組が沐浴指導で参加していました。
まずは助産師さんが冊子を使って沐浴の仕方を説明してくれました。
でも赤ちゃんがミルク中だったので、私はあまり耳に入りませんでした。ごめんなさい。
その後、専用の浴槽で人形をつかって沐浴の説明もしてくれます。
洗う箇所や、手の位置、出来るだけ早く5分程度の沐浴を目指すなどポイントを交えて教えてくれます。
まずは人形での指導となります。赤ちゃんに見立てて実際にお風呂にいれながら助産師さんがみせてくれます。
人形での指導が終わると、いよいよ実際に赤ちゃんを沐浴させます。
実際に自分がやってみると持ち方がわからなくなりました。
赤ちゃんの両耳の裏あたりに左手の人差し指と、親指をあてながら直立させるようにお湯へ浮かべます。
空いている右手で顔の周りから耳周り、頭→首→胸→お腹→お股→足という順番で全体的に専用の石鹸などであらってあげます。
口などに入れて舐めてしまうので、石鹸をつけるたびに洗い流いながしましょうと言われました。
私もおっかなビックリでやっているので、それが伝わったのか赤ちゃんは物凄いパワーで泣き続けます。
満面のいい湯だな
赤ちゃんの身体の表面を洗い終わったら、裏側も洗ってあげます。
赤ちゃんの左の脇の下に、自分の右手を添えます。右腕の上腕に、赤ちゃんの右の脇の下をかぶせるように置きます。
そうすると裏側を洗いやすくなります。表面も洗っている時は凄まじく泣いていたのに、裏側になると何故かピタッと泣き止みました。
私は赤ちゃんを支えていたので、顔がよく見えなかったのですが後ろにいた妻と助産師さんが大爆笑しています。
なんだかとっても気持ちよさそうな顔をしているようです。
赤ちゃんの顔を覗き込んでみると、お風呂の縁で両腕をダランとさせのぼせているオッサンのような顔をしています・・・w
なんなんでしょうかね。お風呂が好きなのか嫌いなのかどっちなのでしょう。
嫌いではないのかな?という感じですかね。私の腕に肘をかけて、その上に顔を乗せてとっても幸せそうです。
裏面もしっかりあらってあげて、最後に軽くお湯で身体を流してあげます。そしてタオルにくるもうとすると、また大泣です。
身体を冷やさないようにしっかりと水を拭き取ってあげます。オムツをして最後に服を着させて終了です。
実際にやってみると混乱しましたが、とにかく全体的にすばやく丁寧に洗ってあげるのが重要ということですね。
あと洗いながらおかしな所はないかもチェックしてあげることも忘れてはいけません。
まだ慣れないですが両面の極楽顔を目指して、沐浴マスターになりたいです。
顔のひっかき傷
沐浴をしている最中に赤ちゃんの顔をみていると、顔にひっかき傷のようなものがいくつかありました。
ぐずって泣き出すと手のひらを口にいれたり、顔をひっかいたりするので生後まだ7日も経っていませんが爪も切る必要があるそうです。
あまりにも傷がひどいときや、気になる場合はミトンを使って手を保護してあげるのも良いですね。
妻はナースステーションで爪切りを借りて爪を切ってあげるといっていました。
病院によっては看護師さんに言えば切ってくれる場合もあるそうです。
産まれてきてすぐなのに足にも手にも爪が生えているんですね。ちょっと驚きました。
ドジだけど一生懸命な看護師さん
沐浴指導の後に妻が楽しうに昨日あったハプニングを話してくれました。
まだまだ毎回搾乳の時間は痛みも伴うし、出ても少量ということで看護師さんの助けがあると非常に助かるそうです。
そんな頼りになる看護師さんですが人間ですので色々な人がいますね。
いつも気にしてくれて優しい声をかけてくれる人もいれば、ちょっとそっけないけどピンチになったらすぐきてくれたり。
中にはちょっとドジで色んなものをバタバタ落としてしまう人もいます。
でも一生懸命にやっている人は相手にも伝わっているので悪気はないということは分かります。
妻も必死の思いで振り絞った母乳がつまっている哺乳瓶が、看護師さんの不注意で倒されてしまったそうです。
看護師さんも妻が大変な思いをして搾乳したことを知っているため、パニック状態で平謝りで申し訳ない気持ちを必死に言ってくれたそうです。
残念だったでしょうが、いつも一生懸命気持ちに寄り添ってサポートしてくれている人を強く非難することはできませんね。
ちょっと失敗してしまうことなんて誰にでもあることです。妻も私もいつも看護師さんには感謝しています。信頼関係って大事なんだとあらためて思いました。
妻を見て気づいたこと
相変わらず帝王切開の傷も痛むし、夜は眠れないでなかなか疲れが癒えることはないようです。
ただそれほど思いつめてはいないようなので安心しました。
食事も3食プラスおやつもキッチリとれています。下痢気味なのはちょっと気にはしていましたが回復に向かっているようです。
3時間おきにきっちり搾乳もしてを続けると、乳首はこすれて痛くなるんですね。
たまにはミルクに頼って1日に何度かお休みしても良いんじゃないって助産師さんに言われてました。
せっかく入院してサポートしてくれる看護師さんもいるので、眠りたい時は赤ちゃんを預けることも検討してほしいです。
預けるという行為に引っかかることがあるようで、なかなか出来ないようですが・・・。
赤ちゃんを見て気づいたこと
体重
出産時に2438グラムあった体重も、2228グラムまで回復しました。
睡眠時間を削って、オッパイやミルクやらと妻も一生懸命やってくれているお陰だとおもっています。
退院までには出産時の体重に戻ると良いねと話していましたが、それよりはちょっと劣りそうです。
でもまあ順調に増えているし、何よりも元気なので問題ないと思います。まだまだ時間はあるので家に帰ってもゆっくりと成長してもらいたいです。
沐浴後に吐いちゃった
ミルクの時間と沐浴指導が重なってしまったので、説明の最中にも赤ちゃんはミルクを飲んでいました。
沐浴前にミルクをとると吐いてしまうこともあるため、出来るだけ時間をあける必要があるようです。
沐浴指導中は吐かなかったですが、終わってしばらくしたら多少もどしてしまいました。
今後はミルクの時間を気にしながら沐浴させてあげようと思います。注意しなければなりません。
はじめての哺乳瓶
前日の夜から哺乳瓶でミルクや搾乳した母乳をあげるようにしたそうです。
カップだと嫌がってしまうことも多くなってきたため切り替えたと言っていました。
幸い哺乳瓶であたえても、ちゃんと妻の乳首もすってくれているようなので安心しました。
妻も乳首が痛い時は哺乳瓶でお休みするといった選択肢もできたので良かったです。
屁こき魔疑惑
おっぱいを飲んでいるときや、ミルクのときに飲みながら「ブッ」「ブッ」とオナラをすることが多くなったようです。
結構多いので妻も心配しているようですが、赤ちゃんてこんなにオナラするんだって言っていました。
母乳やミルクは吸う力が重要です。まだ体力がなかったり上手に飲めないと、一緒に空気もはいるのでガスがどうしても多くなってしまうようですね。
でも可愛いので微笑ましいです。寝ながらオナラとかすると、とても愛らしいです。
たまにビクッとする
寝ていたり、ボーッとしている時に赤ちゃんがたまにビクッとする時があります。
なんだんだろうと調べてみたら「モロー反射」というもののようですね。
無意識な反応で周囲の音や、自分自身のバランスが傾いたときなどに出る反射的な反応ということですね。
モロー反射が多かったり、逆になかったりするのも問題なようです。
特に過敏になる必要はないようですが、気になる場合はすぐに相談するのがよいでしょう。
また、首のすわりとも関連があるようですね。このモロー反射がなくなってくる頃に首も座ってくるということでした。
術後5日目のまとめ
いよいよ退院まであと1日というところになりました。帝王切開ということで1週間程度の入院でしたが中身はかなり濃厚でした。
助産師さんにも子育てについてのアドバイスをたくさんもらいました。感謝しかありません。
そういえば前日に男の子の洗礼である「おしっこシャワー」をいただいて得意気に紙コップに可愛く装飾を施して病室へいきました。
助産師さんに「なんですかこれ?」と聞かれて、ドヤ顔で「おしっこ対策です」と鼻高々に言いましたが。
「それよりおしり拭きをチンチンにかぶせた方が楽ですよ♪」と言われて見事に鼻を折られてしまいました。
まだまだ取るに足らない半人前の夫婦です。わからないことも沢山あるに決まっています。
妻の帝王切開の傷もまだ癒えません。わたしも仕事もなく幸先が不安です。
でもいくらでも妻や赤ちゃんをサポートすることができます。本当に仕事を辞めてよかったと思っています。
沐浴だって慣れてみせます。そして退院したら積極的に育児に関わります。なにせ無職ですから!