【心の予防接種】子供のココロの病気「トラブルサインを理解して早めの対応を!言葉の遅れ潜む影とは」(生後189日)

【心の予防接種】子供のココロの病気「トラブルサインを理解して早めの対応を!言葉の遅れ潜む影とは」(生後189日)

【心の予防接種】子供のココロの病気「トラブルサインを理解して早めの対応を!言葉の遅れ潜む影とは」

生後189日になりました。6ヶ月ということで、この時期の病気やトラブルについては先日の記事にしました。
体のトラブルというのは病気になると、態度や表情など日頃の行動で気がつくことが出来ますね。

しかし、心の問題というものは知識として備わっていないと見過ごしてしまう可能性があります。

当然のことながら、赤ちゃんが話をするようになるのは先のことです。
でも今からでも子供の心の病気について知っておいたほうがよいと思いました。

ウィルスに対抗するためには予防接種がありますが、ココロには親が知識を備えることで対策をこうじることもできると考えたからです。

この「心の予防接種」については今後も引き続き、少しずつまとめていく予定です。
今回は言葉の遅れに潜む影と、そのサインを見極めるポイントについてです。

赤ちゃん密着24時(生後189日)

生後189日です。ここのところ寝かしつけもスムーズで、夜泣きがない日が続いています。
これはもしや・・・!と期待に胸が膨らみますがそんなに甘くはないでしょうね。

この日はお風呂あがりの20時に、多少寝付きは悪かったものの比較的スムーズに入眠です。
8時間ほど連続で眠ってくれて、夜泣き?というか明け方の4時に一度目覚めました。

その後は、再び寝てくれて最終的には8時に起きました。
よく眠れたのか目覚めはとても良く、ご機嫌です。

時間 尿 便 授乳 その他
0時      
1時      
2時    
3時        
4時 1回   2回 ミルク120cc
5時      
6時      
7時      
8時 2回   1回 インクレミンシロップ ミルク120cc
9時 1回 1回    
10時 2回    
11時   1回 BF ミルク120cc
12時 2回    
13時    
14時 1回   1回
15時 2回   ミルク120cc
16時 1回  
17時 1回 1回 お風呂
18時     2回 ミルク120cc
19時 1回    
20時    
21時        
22時        
23時      
合計 14回 2回 7回 重6,750g(前日比±0)【睡眠】約12.5時間 【体温】36.6度 ミルク600cc

この日の離乳食(18日目)

本日は初となるタンパク源「おさかな」にチャレンジ!
またもや和光堂さんのベビーフードにお世話になる。

食いつきがかなりよく、もっちょどいだい!と言いたそうな表情で泣きじゃくった。

何の魚かと原材料をチェックしたらタラだった。

  • お粥(小さじ2)
  • おさかな(小さじ1)
  • かぼちゃ(小さじ2)

子育てに悩みはつきもの

子育てに忙しく毎日を過ごす我々にとって、何も悩みがないなんてことはありえないことです。

特に夫が夜遅くまで仕事をしていて忙しく、なかなか育児にかかわってくれないような状況にあると育児に対する不安も高まってきます。
他に頼れる人が近くにいなければ、子供の様子や言動に何かあったときには「だいじょうぶなのか・・・」という不安も増幅してしまいます。

最近は、子どもたちが引き起こしたり引き込まれてしまうような事件も多くなりました。
児童虐待やひきこもりなど、子育ての先にある我が子の将来に関わる不安をかきたてる材料となっていることでしょう。

我々大人も、日常生活において不安を感じて心にストレスを抱えることは当たり前のようにあるものです。

これらは子供にとっても例外ではありません。
日々成長を続け、新しい経験を繰り返して心も体も発達させていきます。

大人にとって微笑ましい成長ですが、子供にとっては平坦なものではありません。
問題に直面しながら、乗り越えるために悩みながら成長していくのです。

かつては大人も、もがき苦しみながら成長してきたことを思い返してください。
そんなときに、理解してくれる身近な存在が親であるということも分かるはずです。

親として出来ること、子供に対してどのように対応してあげるのかを考えてあげることも大切ではないでしょうか。

病気や怪我というものは、わかりやすく病院でも相談しやすいという観点から大変ではありますが親も対応することはできます。
しかし心の問題というものは、分かりにくくトラブルが発生していても気が付けないケースもあります。

トラブルを対処するためには、まずどんな状態であるのかを理解する必要があります。
よく観察して状態を把握することで、それに応じた対応が可能となってくるからです。

そういった意味で心のトラブルを早めに対処するために、どんな点を注意して見ればよいのかを以降でまとめていきます。

子供の心の問題もそうですが、我々親の不安や迷いに対しても関わることであると考えています。
親の理解こそがなによりも、赤ちゃんが成長して直面した苦しみや悩みに対しての心の予防接種になると信じて読み進めていただければ幸いです。

心の病気は増加傾向

私はこれまで知らなかったことですが、子供の心の病気に対処するために「児童精神科」をもうけている病院があります。
小児科に併設されていることもありますし、心療内科に併設されている場合もあります。児童精神科の専門病院というものもあります。

結構、最寄りの地域にも存在していることがあるので一度調べてみることをおすすめします。

そして子供の心の病気やトラブルというものは、年々増え続けているという事実をご存知でしょうか。
子どもたちに起きている心の問題は様々ですが、特にここ10年の間に急増してきているということがあります。

しかし、このデータだけで「子供の心の問題が増えた」と解釈するのは少々乱暴かもしれません。
たとえば最近になって一般化した心の病気というものもあります。

一昔前には「ADHD」という病気に対しても、ちょっと変わった子供の問題行動程度の認識だったかもしれません。
あるていど病気として確立されてくると、親や世間も子供の病気と向き合える準備もできます。その結果、潜んでいたものが一般化したということもありえるからです。

このように、心の病気は分かりにくく親が子供の様子に不安を感じたときに専門家にアドバイスを求めるといった気づきも重要となります。

該当しているからといって大げさに捉えてほしくはありませんが、心に問題を抱える子供にあらわれる症状としては以下のものがあります。

  • 落ち着きがない
  • 興奮しやすい
  • 衝動性が顕著
  • 言葉の遅れ
  • 不登校
  • 強迫症状
  • 発達遅滞
  • 対人交流障害
  • 攻撃性が強い
  • 他人を傷つける
  • 気分変動
  • 集中力の欠如
  • 家庭内暴力
  • 逸脱行動
  • 学習遅進
  • 集団不適応
  • ひきこもり
  • 幻覚や妄想が激しい

心の病気の多くは「○○障害」という診断名がついています。
一般的に障害とは、先天的もしくは後天的な病気によって生活する上で困難や不利益が生じる状態のことをいいます。

心の問題というものは、体のように「この箇所に異常がある」という断定ができません。
なので障害によって、不利益が生じているということにとどめています。

しかし障害といっても治らないものと誤解する必要はありません。治療によって心の問題と上手に向き合うことで、乗り越えられるものであるという理解も大切です。

発達障害とは

よく耳にする心の問題として「発達障害」というものがあります。

子供は、幾度となく発達段階を迎えます。いろいろな経験をして、それを糧に成長しています。
しかし中には何かしらの原因で、年齢相応の発達がとげられず心身の機能不全が起こる場合があります。

心身の機能不全は一生持続する状態にあることを「発達障害」といいます。
日常生活にも制限が出てきて、病院での治療やサポートも受ける必要が出てきます。

軽度の発達障害は、発達段階で心身の機能不全が明らかになります。
状況によっては治療やサポートが不要の場合もあります。

知的障害については、ほぼないか軽度な状態がほとんどです。

言葉の遅れをチェックする際のポイント

子供と生活をともにしていると、「うちの子ちょっと変わってるかも」「最近様子がおかしい」と感じることがあります。
そんなときに、心の問題と捉えて焦ってしまう前にチェックすべき点をしっておくと安心です。

今回は「言葉の遅れ」についてです。
「話さない」「話し方おかしい」というものは、子供の心の発達サインとして受け取ることも出来ます。

言葉というものは、発達障害に気づくポイントとして大きな指標となるものです。
言葉の遅れがキッカケで、発達障害に気がつくこともあります。

言葉の発達チャート

生後間もない赤ちゃん期から、3歳から4歳くらいまでの言葉の発達の目安を確認してみましょう。

  • 【2ヶ月】…「アー、クー」
  • 【8ヶ月】…「ばぶばぶ(喃語)、指差し行動」
  • 【1歳半】…「ママ、わんわん等(意味のある単語)」
  • 【2歳頃】…「ママ、ちょうだい(二語文)」
  • 【2歳半】…「おっきいワンワンきたよ(多語文)」
  • 【4歳頃】…「語彙の急速な増加」

言葉は心の発達を示す目印となるものです。
コミュニケーションをとるための、大切で便利な道具でもあります。

この道具をうまく使いこなすためには、心の発達が不可欠です。
ですので発達を確認するための、ポイントのひとつにもなります。

上記でチャートを示していますが、これらはあくまで一般的な統計ですから個人差があるということをご理解ください。
うまく話せるようになるまで、時間がかかる子もいればかからならい子もいます。

大切なのは「話せる話せない」ということではなく、子供の様子全体を捉えることです。
そうすることで、言葉の習得に遅れている背景に発達障害が潜んでいる可能性に気がつくことにもつながります。

そして、以下に示しているようなケースが長引くようなことがあったら病院に相談するようにしましょう。

  • 視線を合わせようとしない
  • 母親に懐かない
  • 音や環境の変化に対して敏感な反応をする

さらに具体的な心の発達の問題についてのサインについても確認していきましょう。

1歳半を過ぎて言葉が出ない

1歳半を過ぎても大人とコミュニケーションを取ろうとしない場合はサインとして受け取ることが出来ます。

しかし、おしゃべりをしなくても言葉以外の身振り手振りでコミュニケーションを取ろうとしている場合は心配することはないかもしれません。
興味のあるものに対して、指でさしてみたりバイバイができるようなら焦る必要はありません。しばらく様子をみることにしましょう。

出来る限り、親子でコミュニケーションをとるように意識的に声がけをしながら成長を見守ることをします。

言葉の使い方が変わっている

親の言うことをそのまま繰り返したり、オウム返しの返答が続くのは発達障害の子供にみられる話し方の特徴です。

たくさんの単語は知っているのに、相手の言葉をそのまま繰り返すようになってしまいます。
あまりにも丁寧に過度に同じことを繰り返す場面が多いときは、注意して様子をみるようにしてください。

子供独特の言い回しもあるので、直ちに発達の遅れと判断するのも早い場合もあります。
また、発達障害であっても言葉に遅れが見られないこともあります。

家族以外の人と話さない

年齢的に他人と話す能力は備わっているはずなのに、学校など集団生活で他人と口をきかない状態が続くことを「場面緘黙」といいます。
単に無口ということではないので、コミュニケーションがとれるように上手に働きかけてあげる必要があります。

子供はコミュニケーションを取ることへの対抗や緊張を感じているかもしれません。

そんなときに親は無理にしゃべらせようと急かさないであげてください。
コミュニケーションを取ることの喜びや、緊張をやわらげてあげるような場面づくりに終始することが大切です。

子供にもタイミングとキッカケづくりが必要です。周りの気遣いがいつか実を結ぶときが、必ずくるので長い目で見守ってあげてください。
必要なのは無理強いではなく、自然と自分から話せるような場面づくりでサポートします。

少しずつ自分から話せるように、そっと背中を押してあげれば良いのです。

気になる発音や話し方をする

「こここ、こんにちは」など、出だしの音を繰りかえすような話し方をするのは子供にはあることです。
また、長く伸ばしたりする吃音や、「し」を「ち」と言うような不正確な発音についても同様です。

大半は成長とともに解消される問題でもあります。あせらず長い目で見守ってあげてください。

幼児期の吃音や発音の未発達の多くは、自然に解消するものです。
本人が苦にしているようであれば「言語療法士」の指導をうけて話し方の技術を学ぶことも出来ます。

親の対応としては、常日頃からハッキリとゆっくり子供に話しかけるよう心がけます。
子供の話し方について「おかしい」「なおそう」と無理強いをして、自分の話し方について苦手意識をもたせてしまうと問題が長期化する可能性もあります。

背中で物を言うではありませんが、親自身がちゃんとした話し方をすれば子供は真似をして自ら調整するものなので焦らず様子をみていきましょう。

言葉の遅れ潜む影

ここでは、言葉の遅れに潜んでいるかもしれない障害について説明していきます。

聴力障害

妊娠中の風疹などのウィルス感染や先天的な要因によって、音が伝わりづらい状態にあるケースも考えられます。
薬の副作用や突発性な疾患などの後天的な理由で、耳が聞こえづらく言葉の発達に影響していることもあります。

赤ちゃんの頃から周囲の音に対して無反応だったり、反応がうすい場合には聴力の障害を疑います。
健診の際に、医師から聴力の検査をうけて早めに問題が発覚することもあるでしょう。

後天的に発生した場合は、子供も違和感を感じとることができます。
親もよく様子を観察するなどして、まずはかかりつけの小児科に相談すると良いでしょう。

自閉症(広汎性発達障害)

自閉症というものは、脳に何かしらの障害があるために起こるといわれている広汎性発達障害の一種です。
広汎性発達障害の中でも、知的な遅れがないと医師によって判断された高機能自閉症というものがアスペルガー症候群と診断される場合があります。

自閉症は、家庭環境などによって生じる後天的なものではないとされています。
脳の障害が原因と考えられているため、先天的な問題であることがほとんどです。

現れる症状を大まかに分けると

  • コミュニケーションの障害
  • 強いこだわり
  • 対人関係の結びにくさ

などがあげられます。

一方の「アスペルガー症候群」は自閉症と同じく、広汎性発達障害のひとつですが言葉の遅れや知的障害もみられないものです。

先程の3つの症状に該当するようなことはありますが、知的に遅れがないため障害に気づくことが難しいという特徴があります。
そのため周囲の誤解を受けやすいのが「アスペルガー症候群」です。誤解からストレスを感じて問題行動を加速させてしまう可能性もあります。

自閉症は1,000人に1人から2人の割合で発症するといわれている身近な障害のひとつです。
心の病気が一般化してきて、最近になって100人に1人の割合ともいわれています。

自閉症を完治させることは難しいですが、特徴を理解することで療育と生活習慣と合わせて人との関わりも教えていけば落ち着いて過ごせるようになっていきます。

※「広汎性発達障害」と「自閉症」「アスペルガー症候群」については、今後もさらに詳しく記事にしてまとめていく予定です。

精神遅滞

精神遅滞というものは「知的障害」のことをいいます。

自閉症を例にあげると、知的障害のレベルに応じて「高」「中」「低」に分類されます。

  • 【高機能自閉症】…知的障害なし
  • 【中機能自閉症】…知的障害が軽度~中等度
  • 【低機能自閉症】…知的障害が中等度~高度

知的障害というものは、「意志の伝達」「自己管理」「社会生活への適応能力」「学習能力」などの知的機能全般に遅れが見られる状態のことをいいます。
この状態にあることを、医療用語では「精神遅滞」といっています。

染色体の異常や感染症、外傷などによって起こるとされていますが原因はハッキリしていません。

障害の程度の目安は知能指数(IQ)によって分類することができます。

  • 【軽度】…IQ(50-55)~70
  • 【中等度】…IQ(30-40)~55
  • 【重度】…IQ(20-25)~40
  • 【最重度】…IQ 20~25未満

生後189日まとめ

さて生後189日目でした。今回は心の病気について記事にしてみました。
この問題はとてもむずかしいものです。親としても認めたくない部分もあり、発見が遅れてしまう場合もあります。

ただし、事前に知識として持ち得ていれば早めの対処が社会への適応するための近道ということがよくわかりました。

周囲の誤解や理解のなさが、心の病を悪化させてしまう可能性もあります。
心の病について変な誤解を持つ必要も、大げさに焦る必要もないことがよくわかっていただけたかと思います。

まだまだ小さな赤ちゃんではありますが、成長をあたたかく見守りながら注意深く観察する目も親としては持ち得ていなければならないと改めて感じています。

心の病気についてはまだまだ情報が不足していて、私も知識として不足している部分が多々あります。
赤ちゃんと一緒に学びながら、心の予防接種のことについても今後はまとめて追加していく予定です。