【育児子育て論】妻も楽になった助産師さんのコトバ♪「湯冷まし&果汁不要説☆泣いたらオッパイの法則…どうする?湿疹が出て痒そう、など」
生後59日です。今回は前回に引き続いて母乳外来で助産師さんからもらったアドバイスが結構ためになったのでご紹介します。
妻も色々悩んでいたことがクリアになってすっきりしたと言っていました。考え方でずいぶん子育ても楽になるんだなと思いました。
気楽にいこうとは思いますが、赤ちゃんを放置したり適当なお世話をするという意味ではありません。そんなことは絶対しません。
親も過度に気構えずに肩の力を抜いて、楽しみながら赤ちゃんとの生活を楽しむためのきっかけ作りになったので記事にします。
自分たちなりのやり方を模索しつつ、これからの育児に希望が持てるようなお言葉をもらえた気がします。
赤ちゃん密着24時(生後59日)
生後59日です。まだ夜の0時くらいから5時くらいの時間帯に寝てくれますが、2度ほど目覚めるときがあります。
しかし集中して2時間くらい寝てくれることもあるので徐々にですが楽になってきています。
オシッコをしたら不快にもすぐ気づくようで泣いて教えてくれます。
ウンコは気づかないようですね。不快というより出て気分爽快が勝ってる気がする・・・
1日をとおしてミルクを80ccにしてみたので、何だかウンコがすごく多くなってきました。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | 1回 | 1回 | ||
2時 | 2回 | 1回 | ミルク80cc | |
3時 | ||||
4時 | ||||
5時 | 1回 | 1回 | ||
6時 | 1回 | 2回 | 1回 | ミルク80cc |
7時 | 3回 | |||
8時 | 1回 | |||
9時 | 1回 | 1回 | ミルク80cc | |
10時 | 1回 | 1回 | ||
11時 | 1回 | |||
12時 | 1回 | ミルク80cc | ||
13時 | 1回 | |||
14時 | 2回 | 1回 | 1回 | |
15時 | 1回 | 3回 | ミルク80cc | |
16時 | 1回 | 1回 | ||
17時 | ||||
18時 | 1回 | 1回 | ミルク80cc | |
19時 | 1回 | 1回 | ||
20時 | ||||
21時 | ||||
22時 | 2回 | 1回 | お風呂 ミルク80cc | |
23時 | 1回 | 2回 | ||
合計 | 21回 | 9回 | 12回 | 体重4,500g(前日比+300)【睡眠】約6.5時間 【体温】37.3度 ミルク560cc |
泣いたらオッパイの法則
生後間もない頃の赤ちゃんのお仕事いえばオッパイを飲むこと!につきますね。
特に退院してからの1週間くらいは1日に20回から30回でも、オッパイが張らなくても授乳するように勧められました。
泣いたら何をするとか考えずに取り敢えず抱っこをしてオッパイをあげて、泣き止んだらそういうこと。
泣き止まなかったら他のことを考えましょうということでした。
オッパイがダメだったら消去法で以下のことをチェック!
- おむつチェック
- おむつの締め付け具合
- ベビー服の着心地
- 気温が暑い
- 気温が寒い
これでもダメだったらきっと赤ちゃんは泣きたいんだと思いましょう。
決して自分のせいで赤ちゃんが泣いてしまっていると、自分自身を責めたり落ち込んだりする必要はありません。
よく泣いたり泣かなかったり、睡眠が深い短いなど赤ちゃんにも個性はあります。
きっとうちの子はよく泣く子なんだと、ひとりの人間としての個性を認めてあげましょう。
泣くのは可愛そうと思いがちですが泣く行為自体に意味もあります。
自分の都合よく解釈することも時には大切なことです。
それに赤ちゃんも生涯ずっと泣き続けるわけではありません。
終わりはきっとやってきますし、泣いてた頃を懐かしく思える日もきっときます。
ただ、いつもと違う泣き方や苦しそうな泣き方をする場合は何か病気かもしれません。
はやめにかかりつけの小児科などへ相談するようにしましょう。
授乳間隔はこだわらない!
先程赤ちゃんにも個性があるとありましたが、体格や飲む量にも赤ちゃんによってもちろん違いがあります。
元気でいつも機嫌が良いけれど体重の増えが鈍いので心配な方もいると思います。
しかも母乳不足を考えてミルクも足したのに飲んでくれないと尚更心配になりますね。
でも考えてみると大人にも少食のひともいれば、大食いの人もいます。
赤ちゃんにもそれが当てはまる場合もあることを頭に入れておきましょう。
飲む量が多少すくなくても、少しずつでも体重が増えていれば全く問題ない場合もあります。
赤ちゃんの体重が多くて悩んでいても大人になって肥満になるとは限りません。
授乳間隔や飲む量など余りきにせず、赤ちゃんが好きな時に好きなだけあたえてあげましょう。
生後1ヶ月を過ぎる頃にはきっと赤ちゃんの個性もつかめてくるのではないでしょうか。
いっぺんにたくさん飲める子や、ちびちびと何回か小分けにして飲むのを好む子もいるはずです。
母乳の赤ちゃんでも1回に100ccぐらいしか飲まない子も、300cc以上飲む子も体重の増えは順調にいってることもあります。
ミルクの場合もそれにあてはまって、ムラがあって当然なのです。
あまり飲めなくても「きょうは食がすすまない日なのね~」とあまり考えすぎずに気楽に構えましょう。
ちなみに赤ちゃんは生まれてから3ヶ月の間に、体重が出生の2倍になるといわれていますね。
その成長の秘密はやっぱりオッパイやミルクの量にあるようです。
個人差はありますが、赤ちゃんは1日に体重1kg当たりに150~180ccのオッパイを飲んでいると言われています。
これを体重が50kgの人に当てはめると・・・
「1日に7~9リットルもの水分をとっている!」ということになるそうです。
ありえませんねこんなこと。これほどの強烈な飲み欲により赤ちゃんは急成長を遂げるということなんですね。恐るべし…!
果汁不要説
育児書によっては生後1ヶ月とか2ヶ月~3ヶ月になったら赤ちゃんに果汁を与えましょうという記述がのっていることがあります。
しかし今回の助産師さんの意見としては、果汁は無用でオッパイ以外の味なれの練習は必要ないとの見解でした。
果汁をあたえる理由としてはオッパイ以外の味に慣らすためとか、赤ちゃんに母乳以外にも美味しいものがあることを教えてあげるためということです。
また水分補給の意味合いもあるということです。
しかし果汁を絞ってあたえるとなると結構手間がかかります。ただでさえ育児に追われていると時間がないのに大変です・・・
赤ちゃんが嫌がらないで大好きであれば与えるのも結構なことかと思われますが、そんなことしている時間あったら横になって休んだほうが良いのではと思っちゃいますね。
つまり手間暇かけて、わざわざ面倒な果汁のジュースを絞ってまであたえるほど赤ちゃんにとってそれほど良い効果は期待できないということでした。
それに水分補給はおっぱいやミルクでも十分とれるそうです。赤ちゃんが満足するまであたえてあげれば問題ないです。
まだまだオッパイやミルクの味を体験するだけで十分ですし、そのさきには離乳食もまっています。焦る必要はないということですね。
ウンチは個性
一般的に新生児のうちは便の回数も非常に多いですね。うちの子も1日に5回から8回くらい当たり前で驚きました。
しかしウンチも個人差がとても多くて、1日に2回の子もいれば2日に1回の子もいることと思います。
オッパイやミルクの飲み方同様、ウンチにも個性が出ているのですね。
ウンチが出すぎても出なくても気になりますが、基本的に赤ちゃんが機嫌よくオッパイやミルクを飲んでいるようであればそれほど気にする必要はないそうです。
でも3日ぐらいウンチがないと、さすがに綿棒浣腸を試みても良いのではという見解でした。
綿棒浣腸をするときにはコツがあるそうで、赤ちゃんの足を交差あっせたほうがスムーズに綿棒がはいるそうですよ。
しばらくウンチがなくて気になっている時は、お腹が硬く張っていないかを触って確認すると良いみたいです。
赤ちゃんによっては特に母乳は吸収が良いため、うんちとして出てこないこともあります。
逆に毎日ウンチをしていても腸内に便が残っていて、不快感があるようなら便秘といえるそうです。
便秘を見分けるポイントは赤ちゃんの機嫌とお腹のハリ具合です。
いつもよりよく泣いていたり、お腹を触って張りを感じるようであれば便秘を疑いましょう。
綿棒浣腸をためしてみてもウンチが出ない場合はかかりつけの小児科に相談してみてください。
沐浴時の注意事項と湯冷まし不要説
赤ちゃんのお肌は敏感でカサカサしやすいと思いきや、特に生後0ヶ月から3ヶ月の赤ちゃんは結構脂ギッシュで脂性ですね。
1ヶ月健診がおわるとベビーバスでの沐浴も卒業して、湯船にはいる赤ちゃんも多かと思います。
湯船に赤ちゃんをいれてみるとお湯をはじいて肌の上でたまのようになっている状態をみることもできます。
なので身体に石けんをつけたらすぐに洗い流さずに、一瞬そのままにしてから洗い流すとよりキレイになります。
また、お湯にしばらく肌をつけておくだけで脂がおちてスッキリすることもあります。
しかし脂っぽい赤ちゃんですがそう簡単に汚れるものでもありません。
ですので洗い流すことに頭がいきすぎて、皮膚も薄くて傷つきやすい赤ちゃんをゴシゴシこすらないように気をつけて下さい。
お風呂は軽めで、お湯につけて濡れタオルで汗をぬぐってあげる程度の気持ちで洗ってあげましょう。
湯冷まし不要説
果汁のおすすめ同様、湯冷ましもよく育児書にお風呂の後の水分補給として与えることを推奨していたりしますね。
助産師さんによると湯冷ましも無理に飲ませる必要はないそうです。
喉が乾いているようであればオッパイをあげたほうがいいし、ミルクをあげたほうがいいという見解です。
昔は電解質が母乳と異なっていたためミルクの質がそれほど良くありませんでした。
それゆえにミルクだけを与えている赤ちゃんは脱水症状を起こすことが心配されていまいた。
そのため湯冷ましを与える習慣が広がったようです。
しかし最近のミルクは質の向上もあり、母乳とほぼ同様の成分となってきました。
なのであえてミルク以外の水分を湯冷ましとしてあたえる必要もなくなってきたのです。
麦茶に関しても与えないほうが良いということでした。
稀に食物アレルギーになったり、下痢やアトピーなどのアレルギー反応を起こす場合もあるからです。
頑張らない子育てとは
生後0ヶ月~3ヶ月くらいの赤ちゃんにとって抱っこが一番のリラックス要因であり刺激となります。
変に気を張って情操教育のために疲れているのに無理して、赤ちゃんの教育を考えてあれこれ手を尽くす必要もないとのことです。
もっと気軽に頑張らずに赤ちゃんを眺めていたり、抱っこしてあげるだけで十分ということですね。
自分が疲れていて立ち抱っこが難しい時は、横になってお腹の上に寝かせてあげたり座ったまま抱っこすれば良いのです。
赤ちゃんはお肌とお肌がふれあってくっついているだけで気持ちよく感じるはずです。
世話をする我々も気持ちを楽に持って、赤ちゃんの反応を楽しみながら育児ができると良いですね。
今機嫌がよさそうだからホッペつんつんして、どんな反応するかみてみよう・・・とか
赤ちゃんの口に指もっていったら吸い付くかな?なんか横になって「あーうー」言ってるから、私も横になって真似して声だしてみよう・・・とか
言い方に語弊があるかもしれませんが、可愛い犬や猫をじゃらすように気軽に構ってあげれば良いのじゃないかと思うのです。
育児も急がばまわれ
オッパイもしっかりのませて、オムツも取り替えて室温も快適なのにめちゃめちゃ泣いている・・・
こんな状態になっても決して自分を責めたりすることはしてはいけないし、赤ちゃんも親もどちらも悪いわけではありません。
大人にも個性があるように赤ちゃんにも個性はあります。
泣く泣かない。眠りが深い浅い。ミルクをよく飲む飲まない。これも個性の1つです。
だからよく泣く子だったら、うちの子は良く泣く子なんだ!と個性を受け入れてあげるのも楽になる方法です。
まだ出産したばかりで疲れも取れないうちに、怒涛の育児な毎日がスタートしているのですからいちいち気にせずに心身を楽に過ごすことを考えましょう。
よく泣く子なんだと理解していれば、オムツなど他の泣く要因をチェックしたうえで泣いているなら泣きたいだけかもしれません。
そんなときはちょっと気持ちを楽に持って、赤ちゃんの近くで横になって顔をながめてください。
泣く顔も可愛いと思えたら自分を褒めてあげましょう。
そして少しでも寝れる時間があったらドンドン積極的に昼寝もしてください。
頼れる人がいたら全力で頼って自分の時間をうまく作るようにもしてください。
しっかりと赤ちゃんにオッパイやミルクを夜もあたえるために、休養と睡眠はとっても大切です。
世話をする親の心の余裕が、赤ちゃんの成長にも大きく関わってきます。焦りそうになったときこそ気持ちを楽に余裕をもって行動しましょう。
散歩は気が向いたらでOK
昔は散歩をするにしても、徐々に赤ちゃんを慣らすために初日は足首を外気浴させる程度にして次の日はもう少し面積をふやして・・・ということをしていたようです。
今は特に気にすること無く外気浴させていますが、昔は母乳をあたえるお母さんも栄養状態が悪くオッパイにビタミンDの含有がすくなかったようです。
そうすると赤ちゃんにも骨の発育が心配され「くる病」の懸念もありました。
それらを予防するために日光浴が推奨されていたのです。
今は栄養状態もよくなり、逆に日光浴での紫外線の影響が心配されるほどです。
病院からも1ヶ月健診を過ぎたあたりから外気浴をすすめられると思います。
しかしこれは毎日時間をきめて何が何でもしなくてはいけないものではありません。
連れ出す親の体調もあるでしょうし、外の天候が悪い時もあるでしょう。
なので気が向かない時は別に外に無理して連れ出す必要はないと頭にいれておきましょう。
しかし赤ちゃんも家の中ばかりでは毎日単調でつまらないですね。
お世話をする親もたまには気分転換に外を出歩くことも大切です。
あまり気負いせずにちょっと気分転換に10分15分くらい外の空気を吸いに行こうという程度にお散歩してみてはいかがでしょうか。
どうする?湿疹が出て痒そう…
妻は小さい頃にアトピーだったようで、赤ちゃんもなったりしないか心配なようでした。
とくに母乳の赤ちゃんは注意すべきことがあるようです。
生後3ヶ月ごろになって赤ちゃんに湿疹などが出てしまい、痒そうな仕草をするようであればお母さんの卵立ちが必要かもしれないということでした。
お母さんがアトピー性皮膚炎や喘息など、アレルギーがある場合は食べた卵が母乳から出て赤ちゃんもアレルギーを起こすことも考えられるからです。
幸いうちの子はまだそのような症状は出ていません。もし出てしまったら食生活から気をつけて原因を精査する必要があるようです。
例えばパンをやめてご飯にしたり、牛乳は無糖ヨーグルトにする。卵のかわりに納豆をたべるようにする。
こんな具合で2週間ほど生活をしてみて、赤ちゃんの症状が良くなれば卵が原因であることを疑いましょう。
逆に症状に変化がなければ卵ではないということですね。
卵だということがわかったら結構お母さんにとってはきつい生活がはじまってしまうかもしれません。
ケーキや、アイスなどのお菓子も食べられなくなってしまう可能性も・・・。
さらに将来2人目、3人目を考えているのであれば授乳開始のときから卵立ちを考えなければなりません。
ただし妊娠中から卵立ちを考える必要はないそうです。
ちょっとつらいかもしれませんが、卵が原因と判明したら病院と相談しつつ食生活を和食中心にするなど改善が必要になるかもしれません。
生後59日まとめ
今回は母乳外来で妻が助産師さんに言われて安心した言葉をまとめてみました。
特に妻は神経質で真面目な性格なので心に響いたと思われます。
いきなり子育てを気楽に楽しんでと言われても、次の日から性格はかわるわけでもありません。
でも少しでもこの程度でも十分赤ちゃんにとっては良いことなんだと感じることが出来るだけでも十分なんじゃないかと思います。
まだまだ寝不足でお世話も大変ではありますが、私もいることだし育児疲れなんていう自体は最悪さけれるかなあと楽観視しています。
何より親が楽しんでいれば子も楽しい。それだけ理解してれば問題ないかな!