【生後3~4ヶ月】赤ちゃんの病気やトラブル「首がまだすわらない&はじめての下痢…アトピー性皮膚炎やオムツの赤いシミなど」
生後95日となりました。今回は恒例のこの頃の赤ちゃんに心配される病気などについてまとめていきます。
前回の生後2ヵ月から3ヵ月の記事もあるのでご興味があれば合わせてご確認ください。
アトピーについてはもっと深掘りしたものを後日まとめていきます。
また、可愛い赤ちゃんの病気やトラブルについては考えたくもないことかもしれません。
しかし予備知識として軽くでも頭にいれておけば、もしものときに焦ることなく対応することもできるでしょう。
流し読み程度でもご覧いただければ幸いです。
赤ちゃん密着24時(生後95日)
生後95日です。この日の赤ちゃんは連続睡眠が5時間もあり、結構長めにねてくれました。
前日のお風呂が18時で、その後すぐに眠気が訪れて翌朝の8時までがメインの睡眠時間帯となりました。
途中で2度ほど目覚めましたが、これほど寝るのは珍しいです。
夜だけで12時間ほど寝たことになります。途中に起きはしましたが、睡眠時間帯としては最長かもしれません。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | ||||
3時 | ||||
4時 | 1回 | 1回 | ミルク70cc | |
5時 | ||||
6時 | ||||
7時 | 1回 | |||
8時 | 1回 | |||
9時 | 3回 | 3回 | インクレミンシロップ ミルク100cc | |
10時 | 1回 | 1回 | 1回 | |
11時 | ||||
12時 | 3回 | 1回 | 1回 | ミルク100cc |
13時 | 2回 | 1回 | ||
14時 | 1回 | 1回 | ||
15時 | ||||
16時 | 1回 | 1回 | ||
17時 | 1回 | お風呂 | ||
18時 | 1回 | 1回 | ミルク100cc | |
19時 | 5回 | 3回 | ||
20時 | ||||
21時 | ||||
22時 | ||||
23時 | ||||
合計 | 20回 | 9回 | 7回 | 体重5,500g(前日比+150)【睡眠】約12時間 【体温】36.5度 ミルク470cc |
首すわりの遅れ
生後3ヶ月にもなれば、赤ちゃんはオッパイの飲み方もだいぶ慣れてきたはずです。
お母さんも初めの頃は激痛もともなった授乳にも自信がつき始めたころではないでしょうか。
育児に対しても余裕がでてきて、赤ちゃんのちょっとした反応に一喜一憂することも多くなってきたことと思います。
そうなってくると第一のハードルとして「首すわり」がいつかということにたいしての期待も高まります。
首さえ座ってしまえば、抱っこも楽になります。おんぶだってできるようになります。
色々と体勢を替えて抱っこもできるようになるので、家事の方も段々と楽になるというイメージもあるかもしれません。
多くの赤ちゃんは、統計上でありますが約9割で生後4ヵ月になると首がすわってくると言われています。
体格も個性も各々で違ってくる赤ちゃんですから、あくまで目安となるので周りと比べることなく焦らず見守ってあげてください。
目の前のわが子に目を向けて、はやる気持ちをもってしまうのは理解できますが赤ちゃんなりのペースというものもあります。
首がすわったのかを判断するためのチェックもあります。良かったら以下の記事を参考にしてみてください。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、アレルギー体質などが原因となって顔やヒジの内側に、かゆみの強い湿疹ができる病気です。
慢性的に繰り返すかゆみの強い湿疹があらわれるため見ている側としても辛い症状となります。
両親のどちらかにアトピー性皮膚炎や、花粉症もしくは喘息などアレルギー性の病気がある場合は遺伝的にアトピー性皮膚炎になりやすい体質ももっているといわれています。
生後3ヶ月から4ヵ月ごろまでは通常の乳児湿疹との区別が難しい場合もあります。
お風呂で湿疹がみられる場合でもゴシゴシと石けんで洗ってしまうと、皮膚のバリアが破壊されて症状も悪化してしまう可能性があるので注意しましょう。
乳児湿疹との違いは頬や首の周り、胸などにかゆみの強い赤いブツブツが出てくるのが特徴です。
かゆいので掻きむしってしまうと、ジュクジュクしてしまってなかなか治ることがありません。
赤ちゃんの時の湿疹はジュクジュクとしたものですが、1歳を過ぎたころには乾いた湿疹になってきて手足の関節の内側や足首にもできていきます。
場合によっては成人するまで湿疹が続いてしまうこともあります。
※ アトピー皮膚炎については以下の記事に詳細をまとめてあります。気になる方はご覧くださいませ。
予防と対策
アトピー性皮膚炎の原因物質は口以外に荒れた肌からも侵入して、食物アレルギー反応を起こす物体がつくられていきます。
そのため肌を清潔にすることが重要となります。
肌を清潔に保つために保湿を十分におこなうようにしましょう。そのことが肌のバリアー機能を高めることにもつながり予防にもなります。
ダニやハウスダストも原因になることがあるので、家の中も掃除を小まめにしながら清潔にするようにしましょう。
強いかゆみがあるようであれば、病院で抗ヒスタミン薬を処方してくれます。
また、アトピー性皮膚炎についての詳細記事は以降くわしくまとめていきます。
かなりのボリュームなるので今回は軽めにしてあります。
私も花粉症に長年苦しんでおり、妻も今はありませんがアトピー性皮膚炎に悩んだ時期もあったそうです。
そういうわけで、遺伝という側面を考えてしまうと子供にはその可能性があるため引き続き調べていきます。
おむつの赤い着色
実はうちの子にもよくあることなのですが、おむつにオレンジがかった赤っぽいシミがつくことがあります。
一度血尿ではないかと心配したことがあります。
しかし、おむつの赤い着色に関しては色々な原因が考えられるということを小児科の先生に聞くことができました。
オムツが赤く着色してしまうと、すぐに血尿を連想してしまう親は多いと思います。
ですが、だいたいの場合は心配のないことがほとんどのようです。
たとえば赤ちゃんが風邪を引いてしまったときには、咳止めを目的としたアスベリンというお薬が病院から処方されるはずです。
これを飲んで治療をしていると赤ちゃんの尿は赤みを帯びてくるそうです。
薬を服用していなくても、もともと尿には尿酸という物質がふくまれていますね。
尿酸というものは乾燥するとオレンジ色の結晶となることがわかっています。
たまたまその結晶がオムツに残っていて、赤やオレンジ色としてオムツに残っていることもあります。
紙おむつの場合は乾燥する前に捨ててしまうことが多いので、気づくことはあまりないかもしれません。
だいたいが気にすることがないものであると認識しておきましょう。
うちの場合もインクレミンシロップを飲んでいるので、たまに赤くなることがあります。
心配である場合は、かかりつけ医に相談することも悪いことではないはずです。遠慮なく聞いてみてください。
はじめての下痢
赤ちゃんは消化機能がまだ未熟なため、水分を多目にとるだけでも一時的に下痢をしてしまうことがあります。
ウンチが多少緩めであって回数が多目であっても、食欲があって赤ちゃんの機嫌も良ければ十分に水分を与えながら様子をみても問題ないでしょう。
しかし、下痢と一緒に他の症状も伴う場合には注意が必要となってきます。
赤ちゃんは風邪などの病気のひとつの症状として下痢をすることもあります。
それと共に発熱や嘔吐、腹痛や血便または痙攣といった症状もあった場合は直ぐに病院で受診するようにしましょう。
特に注意が必要なのが下痢が激しくて、嘔吐も伴う場合です。
水分も受け付けなくなって、高熱や激しい嘔吐と血便がある時に機嫌が悪かったら腹痛のサインです。
唇も紫色になってチアノーゼや痙攣がみられるときは、可能な限り早く病院へいくようにしてください。
また、病院で受診をするときには下痢の回数や量について説明できるようにしておきましょう。
下痢の付いたオムツかスマホで写真を撮影しておくなどして、うんちの形状についても記録しておいてください。
オシッコの回数や赤ちゃんの機嫌についても、食欲や発熱そして嘔吐などその他の症状についても把握しておくことが大切です。
下痢のケア
下痢を繰り返してしまうと赤ちゃんのお尻が赤くなってしまい、ただれやすくオムツかぶれのような状態になってしまいます。
キレイにしてあげようと力を入れてオシリ拭きでこするように汚れを落とそうとすると、肌を刺激して悪化してしまうこともあります。
できるだけ排便があったときには毎回、洗面器にお湯をいれてオシリをあらってあげると良いでしょう。
シャワーなどでやさしく洗い流してあげることも大切です。
そしてオシリを洗ってあげた後は、よく水分をふきとってあげてください。十分に乾かしてからオムツをつけるようにしてあげることがオムツかぶれの対策にもなります。
その他に下痢をふくめて赤ちゃんのお腹のトラブルについてまとめている記事もあります。
ご興味がある場合は以下の記事をご確認ください。
生後95日まとめ
生後3ヶ月を迎えたばかりの今回は、この頃の赤ちゃんの病気やトラブルについてを中心に記事にしました。
特にアトピー性皮膚炎については私や妻が心配に思っていることもあり、さらに詳しく深掘りしていきます。
赤ちゃんのためのアトピーに関する知識を備えることで、アトピー性皮膚炎を正しく理解していこうと思っています。
アトピー性皮膚炎が疑われて、病院での受診をする前にチェックしておきたい項目や病気の特徴についてもまとめます。
遺伝性という特徴も少なからずあるようですので、我々夫婦としても気になるところです。
次回以降でまた記事にしますので、心配な方はチェックしてみてください。