【アトピー性皮膚炎】バリア機能をスキンケアで取り戻そう♪「保湿とステロイドどっちを先に塗る?乾燥から守って皮膚を清潔に保つための知識!」(生後99日)

【アトピー性皮膚炎】バリア機能をスキンケアで取り戻そう♪「保湿とステロイドどっちを先に塗る?乾燥から守って皮膚を清潔に保つための知識!」(生後99日)

【アトピー性皮膚炎】バリア機能をスキンケアで取り戻そう♪「保湿とステロイドどっちを先に塗る?乾燥から守って皮膚を清潔に保つための知識!」

生後99日となりました。前回の記事でアトピー性皮膚炎のステロイド薬のことを中心にすすめました。
誤解されがちな副作用についてや、正しい理解で用法用量を守ってこそ意味のある塗り薬についてのこともよくわかりました。

今回は日常生活で可能なスキンケアについて記事にしました。
皮膚を乾燥から守って清潔に保つためにできることについて理解を深めていきましょう。

保湿のためのベビーオイルやステロイドを併用している場合、どちらを先に塗ればいいのかという疑問についても取り上げています。

赤ちゃん密着24時(生後99日)

生後99日です。100日祭目前です。そしてまたもや事件です。
なんと22時に寝てから翌朝の6時までノンストップで長時間睡眠達成です!

7時間も連続で寝てくれました。こりゃすげえ!やったぜー!
そういえば振り返ってみても昼夜逆転ってなかった気がします。ありがたや。

これだけ寝てくれるとかなり楽ですね。はたして続いてくれるのだろうか。

時間 尿 便 授乳 その他
0時      
1時      
2時        
3時      
4時      
5時        
6時 1回 1回 1回 インクレミンシロップ ミルク100cc
7時 2回
8時 1回 1回
9時 1回  
10時 2回 1回   ミルク100cc
11時   1回
12時     1回
13時 1回 1回   ミルク100cc
14時 3回 1回  
15時     1回
16時 2回 1回   ミルク100cc
17時 1回     お風呂
18時   1回
19時 1回   ミルク100cc
20時      
21時    
22時        
23時      
合計 15回 5回 6回 体重5,650g(前日比-50)【睡眠】約12時間 【体温】36.8度 ミルク500cc

スキンケアの目的

アトピー性皮膚炎の治療の一環としてスキンケアは、皮膚のバリア機能を高めるために重要なものとされています。
ステロイド薬だけが本質の治療であると思っている人も多いかもしれません。しかし日常でも出来るスキンケアはとても大切なのです。

赤ちゃんのアトピーの症状をよく観察してみると気づくことがあります。
全身がいかに湿疹の症状がひどい子でも、紙おむつをしている部分と鼻には湿疹がないことがわかります。

このことから皮膚が乾燥していない箇所には、アトピー性皮膚炎が出来にくいということがわかります。
つまり「肌の乾燥」と「皮膚のバリア機能の低下」が鍵となってくるのですね。

さすがに赤ちゃんをずっとオムツでくるんで過ごさせるわけにはいきません。
ですので尚更に毎日のスキンケアが皮膚の清潔と、乾燥を防ぐために大切ということが理解できましたね。

スキンケアの目的はステロイド外用薬などの薬を使用しなくても、皮膚を良い状態に保ちつづけることが出来るようにすることです。

乳幼児の場合は特に、バリア機能をつかさどる角層が薄いため大人よりも乾燥しやすい状態にあります。
それゆえに外からの刺激にとても敏感なため、スキンケアがとても重要になります。

赤ちゃんの皮膚の「清潔」と「保湿」を目的としたスキンケアがアトピー性皮膚炎を防ぐということもわかりました。

皮膚を清潔に保つ意味

皮膚の清潔を妨げて、アトピー性皮膚炎を悪化させる大きな原因が「汗」です。
汗がたまりやすい箇所には皮膚炎ができやすく、細菌感染も起きやすいのが理由です。

ですので皮膚を清潔にすることは最低限必要なこととなります。

しかし清潔にすると言われてると、皮膚を毎日滅菌消毒するかのごとく考えてしまう人もいるかもしれません。
神経質に薬用石鹸でゴシゴシとお風呂で体を洗ってしまうと、かえって成分が皮膚の刺激となってしまい悪化させてしまうこともあります。

また、場合によっては「かぶれ」も起きてしまうことなので心配であれば必ず医師に相談してからするようにしましょう。

入浴する時に気をつけること

アトピー性皮膚炎の赤ちゃんのスキンケアとして、お風呂を思い浮かべるのではないでしょうか。
しかしお風呂には1日に何度も入る必要はありません。1日1回の入浴と低刺激の石けんやシャンプーを使えば十分と理解しておいてください。

赤ちゃんを1日何度もお風呂にいれてしまうと、アトピー性皮膚炎の子の場合は症状が悪化してまう可能性もあります。
何度も洗浄剤で体をあらってしまうことにより、皮膚は脂をなくしてしまい乾燥を進行させてしまうことにもなるからです。

また、炎症がひどい場合は入浴を控えるように病院から指導されることもあります。

シャンプーや石けんなども種類には神経質になる必要もないとされています。
海外では洗浄剤は必要ないとされていることもあるようです。

入浴時の注意事項

入浴の際のお風呂の温度は37度から38度程度が良いでしょう。
乳幼児は大人よりも温度を高めに感じるので、大人が温すぎると感じるくらいで丁度良い場合があります。

温度も高すぎると乾燥肌になりやすいといわれています。
温まることで肌の痒みも強くなりがちです。長湯も禁物とおぼえておきましょう。

洗い方の注意事項

肌を強くこすることは角層を痛めはがしてしまう恐れがあるため、やめるようにしましょう。
石けんやシャンプーなどを手で泡立てながら優しくなでるように洗ってあげてください。

泡タイプのベビーソープなどは泡立てる必要もないため大変便利です。

洗うときにも直接素手かガーゼを使うなどして、石けんやシャンプーが髪や体に残らないように洗い流してあげてください。
優しくなでるように、力をいれすぎないよう手のひらなどをつかって洗いすぎないように注意しましょう。

入浴後の注意事項

入浴後はタオルで赤ちゃんの全身をつつみこんで、ごしごし擦らずにタオルで押さえてポンポンと水分を吸い取るように拭いてあげてください。

特に顔に湿疹がある場合は、入浴後以外でも朝起きたあとや外出して帰ってきたときなど顔の汚れを十分におとしてあげてください。
濡れたタオルで優しく拭き取るだけでも十分です。

乾燥から守るための保湿薬

乳幼児の肌は清潔を保ちながら、乾燥を防ぐために保湿を続けることも重要です。
軽い湿疹の場合はベビーオイルなどのスキンケアだけでよくなることも多々あります。

入浴後の保湿はさらに重要です。お風呂に入ることで皮脂が洗い流されてしまっている状態なため、保湿で補う必要があります。
お風呂から上がったら体が乾かないうちに、軟膏やクリームまたはローションや乳液といった保湿薬を塗ってあげましょう。

お母さんが毎日のお肌の手入れとして、お風呂上がりや洗顔のあとに化粧水や乳液を使用するのと同様です。
保湿液を使う時もつよく擦らず、優しく手のひらでスキンケアしてあげることが大切です。

どんな保湿液を選んでよいのか分からないでしょうから、病院で相談して決めてみるのもよいでしょう。
一般的には「ヘパリン類似物質」「亜鉛華軟膏」「アズノール軟膏」「白色ワセリン」「尿素製剤」といったものとなります。

また、季節や温度で使い分けたりするのも良いでしょう。親が自分の肌で使用感を確かめてみるのも大切です。

温度が低い冬は軟膏が向いています。逆に夏場は汗をかきやすいためクリームやローションタイプが使いやすいでしょう。
保湿効果が一番高いものは軟膏とされています。これらも病院でよく説明を聞いておきましょう。

保湿とステロイドどっちが先?

保湿と合わせてステロイド外用薬を使用している場合は、どちらを先に塗ってよいのか分からないかと思います。

病院から指導があれば保湿薬をまず全体的に塗ってから、炎症のある箇所だけにステロイド外用薬を使用します。
順番が逆になってしまうとステロイドの効果が分散してしまうので効き目も薄れてしまいます。

また、保湿薬を塗る回数にも基準はありません。最低でも1日に数回塗ることが推奨されています。

特に赤ちゃんは抱っこをしているときに、皮膚をこすりつけたりして薬を結果的にふきとってしまうケースもよくあります。
塗ってあげた保湿薬がとれてしまったと感じたら塗ってあげるようにしてあげてください。

オムツを替えたときや、授乳やミルクなどで口周りがヨダレまみれになったようなときも保湿薬で補うようにしましょう。

生後99日まとめ

さて、今回も前回に引き続きアトピー性皮膚炎についてまとめました。
主にスキンケアのことが中心となりましたが、特に保湿を心がけることが赤ちゃんにとっては予防にもなることがわかりました。

正しく使うことでアトピー性皮膚炎を予防したり、ステロイドと合わせて保湿を補うことで相乗効果が期待できそうですね。

そして次回はいよいよ最後となります。
病院では何かを受診すべきかといった医師選びのコツや、症状悪化の原因や服装選びなどにも触れていきます。