【赤ちゃんと救急車】小児救急のかかり方「発熱など急な病気やケガで受診の電話相談をしたいときどうすればいいの?」(生後91日)

【赤ちゃんと救急車】小児救急のかかり方「発熱など急な病気やケガで受診の電話相談をしたいときどうすればいいの?」(生後91日)

【赤ちゃんと救急車】小児救急のかかり方「発熱など急な病気やケガで受診の電話相談をしたいときどうすればいいの?」

生後91日となりました。前回の記事で妻がうずくまって倒れたときのことをまとめました。
後日病院にいったら、汗をかいてうずくまって倒れ込むような時はすぐに救急車で問題ないと医師からいわれたそうです。

救急車を呼ぶ目安や、症状の相談をどこにしたらいいのかということについて実はよくわかっていない部分があります。
前回の妻の件を経験するにあたり赤ちゃんの急な発熱や、病気や事故の際にはどのような判断をしたらいいのか知っておいたほうが良いと思いました。

よくよく調べると「こども医療でんわ相談」というものがあることも知りました。
これは「#8000」に電話することで住んでいる地域の相談窓口に転送されるダイヤルです。

そこで赤ちゃんの状態を小児科医師や看護師に相談することができます。
さらに「診断」もしくは「救急」といった適切なアドバイスをうけれるように親としても、赤ちゃんの様子をうまく説明できなければなりません。

今回の記事は適切なアドバイスをうけれるようにするための知識をまとめてみました。

赤ちゃん密着24時(生後91日)

生後91日です。この日は久々に2時間おきに目が覚めていました。
0時から朝の7時までの間に、2時と5時に1回ずつ起きました。

夜に寝るようになった分だけ、授乳やミルクの回数が減っていますが体重は順調に増えています。
オシッコやウンチも問題なく絶好調の様相なので安心しています。

時間 尿 便 授乳 その他
0時      
1時      
2時 1回   1回
3時      
4時        
5時 1回 2回 1回 ミルク100cc
6時      
7時 1回    
8時   1回 インクレミンシロップ ミルク100cc
9時      
10時 2回 2回 1回
11時 1回     ミルク90cc
12時 1回 1回 1回  
13時        
14時 1回   1回
15時 2回 2回   ミルク100cc
16時      
17時 1回 1回 お風呂
18時 1回 1回 1回
19時 2回     ミルク100cc
20時 2回 3回    
21時        
22時      
23時      
合計 16回 11回 8回 体重5,500g(前日比+100)【睡眠】約11時間 【体温】36.7度 ミルク490cc

救急医療とは

よくニュースの特集とかで、救急車をタクシー感覚で利用したり救急病院を24時間営業のコンビニのような捉え方でいるような人がいると指摘があります。
救急医療をタクシーやコンビニ感覚で利用することは間違っていると分かっている人たちにとっては、理解しがたい感覚でしょう。

夜間や休日でも対応している救急医療というものは、いつも診察してもらっている「かかりつけの病院」がお休みだったり時間外だったときに緊急を要する場合に利用するための医療です。
どうしても翌日の開院時間まで待てないよな急病な状態に利用することが望ましいのです。

症状が比較的緊急を要する状態であるならば、今までの病気や薬などを熟知した「かかりつけの病院」で診断してもらうべきです。
慌てることなく、落ち着いて赤ちゃんの状態を観察することで救急なのか様子見なのかを判断する必要があります。

救急でも待つ場合がある

救急医療を受け入れている病院は、症状が重いと判断される患者さんを優先して診察をおこないます。
ですので救急車を利用したとしても、症状が軽いと判断されればそれだけ待ち時間は長くなると思っておきましょう。

待ち時間なくすぐに診てもらえるから救急車を利用するということは間違った判断です。

救急車を利用する際に携帯するもの

赤ちゃんの場合は小児医療証と、母子手帳を用意しておきましょう。
服用している薬がある場合は一緒にもっていくようにしてください。

ティッシュペーパーやビニール袋など、嘔吐がある場合は持っておくと役に立ちます。
紙おむつや、おしり拭きといったお世話に必要なものも持っておくと良いでしょう。

その他にはミルクを飲ませてあげるための、哺乳瓶や必要に応じてバスタオルなども準備しておくと良いかもしれません。

夜間や休日に対応している病院が知りたい場合

もしもの時のために、お住まいの地域で夜間や休日なども含めて対応してくれる病院をあらかじめ調べておきましょう。
自治体のホームページや、医療局もしくは医師会などでも知ることが出来ます。

自治体に問い合わせればチラシやパンフレットを配布してもらうこともできます。

その他に子供に起こりやすい病気やケガの手当について学べる講習会というものもあります。
日本赤十字社に「幼児安全法」の講習会について問い合わせてみましょう。

子供の健康と安全を守るために乳幼児期に起こりやすい事故を予防するための知識と技術を学ぶことが出来ます。

こども医療でんわ相談

かかりつけの病院がやっていない夜間や休日に赤ちゃんの状態を目の前にしてどのように対処したら良いのか困ったら、小児科医師や看護師に相談することもできます。
全国で同一の「#8000」に電話することによって、お住まいの相談窓口に転送されるようになっています。

そこで赤ちゃんの状態を説明することで、最寄りの病院を紹介してもらうこともできます。

的確なアドバイスを受けれるように以降の記事で、症状を説明できるようになっておくと役に立つことも有るかと思います。

まずはどんな状態なのかを観察

救急なのか、それとも翌日まで待ってかかりつけの病院でみてもらう事が可能なのかの判断は初めの症状の観察が重要です。
まずは赤ちゃんの状態を全体的に捉えて、よく観察してみましょう。

もし全身の状態をみていて以下の項目に該当する場合は救急医療を受診する必要があると判断されるかもしれません。

  • 顔色がいつもと違って青白く悪い印象がする
  • 唇が紫色になっている
  • 体がグッタリとしていて元気がない
  • 意識が朦朧としていてすぐ寝てしまう
  • 意味不明で不可解な言動を繰り返す
  • ミルクなど水分を半日以上とろうとしない
  • 尿が半日以上でていない

少しでも該当する項目があった時はすぐに「#8000」こども医療でんわ相談等にダイヤルするなどの対応をとるようにしましょう。

どの症状に該当するのか

前述の状態に該当しなかった場合は、以下の症状がないかをチェックしてみてください

  • 38度以上の熱がある
  • けいれん(引きつけ)を起こしている
  • 呼吸が苦しそう
  • 嘔吐してしまった
  • 下痢や腹痛がある
  • その他の症状

これらの項目に該当する場合は以降の内容を参照にしてください。
また、症状があった段階でも「#8000」こども医療でんわ相談等にダイヤルするなどの対応をとることも有効です。

翌日まで待てるような症状なのか、それとも緊急を要する症状であるかの判断を相談することができます。

38度以上の熱がある場合

38度以上の熱がある場合には、以下に該当する項目があるかをチェックします。

該当した場合は救急医療機関での受診が必要となってくる可能性があります。

  • 生後3ヶ月未満での発熱(38度以上)
  • 40度以上の発熱
  • 発熱にくわえて嘔吐と頭痛もみられる
  • 発熱にくわえて目や唇も赤い(発疹もある)
  • 発熱以外の症状もある場合(→以降のその他の症状も参考)

発熱があっても上記に該当しない場合は、水分が十分にとれる状態であるのかも確認してみてください。
まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらず、水分が十分に取れているようであれば翌日まで様子を見てかかりつけ医の受診でも問題ない可能性があります。

※ 対応に困ったら「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

インフルエンザによる発熱の注意

インフルエンザの診断はウィルスの検出(迅速診断検査)と、症状を全体的に判断をして総合的に結論を出します。
迅速診断検査は発熱してすぐの場合には陽性になることはありません。

ですので発熱してすぐの場合に救急医療を受けて検査をしたとしても、陰性となることがほとんどです。
また、インフルエンザは合併症を併発していなければ、重症化せずに自然と治癒していく病気です。

インフルエンザが流行している時期に夜間の発熱があったとしても、「まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらなければ翌日まで様子をみても問題ない可能性があります。

また、普段から予防接種も受けておくように心がけておきましょう。

けいれん(引きつけ)の場合

痙攣は急に手足などの体の一部が震えだしたり、突っ張ったりして意識もなくなります。

目の焦点も合わなくなりますので、以下に該当する場合は直ちに救急車を呼ぶようにしましょう。

  • 10分以上にわたって痙攣が続く
  • 10分で痙攣がおさまっても再度繰り返す
  • 顔色と唇の色も悪い
  • 痙攣がおさまっても意識が回復せず声に反応しない

また、以下に該当して「かかりつけ医」の診断が困難な休日や夜間の場合は救急医療機関へ受診する必要が出てきます。

  • 痙攣はおさまったが手足の動きが悪い
  • 嘔吐や頭痛が有る
  • 発熱がない
  • 痙攣を起こしたのが初めて
  • けいれん以外の症状もある場合(→以降のその他の症状も参考)

痙攣があっても上記に該当しない場合は、「まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらないのかを確認してください。
該当しない場合は、翌日まで様子を見てかかりつけ医の受診でも問題ない可能性があります。

※ 対応に困ったら「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

けいれんの注意事項

痙攣が起きたら以下のことに注意してください。

  • あわてて抱き上げたり、ゆすったり刺激をあたえない
  • 安全で平らな場所に仰向けで寝かせる
  • 時計を確認して痙攣の時間を計測する
  • 衣服をゆるめてあげる
  • 痙攣の状態を観察する(目や手足のうごき)
  • 体温を計測する
  • 痙攣が落ち着いたら意識の確認を

乳幼児の場合は発熱によって痙攣を引き起こす場合があります。「熱性けいれん」といって通常は5分から10分以内に痙攣はおさまってきます。
夜間であっても症状が落ち着いているようであれば、翌日にかかりつけ医に相談してみましょう。

呼吸が苦しそうな場合

ゼーゼーと言いながら呼吸をしたり、咳をともなって呼吸が苦しそうな場合は以下のことに該当していないかチェックしてみてください。

  • 呼吸が苦しいと訴える
  • 小鼻が収縮する
  • 肋骨の間が凹む
  • 唇が紫色になる
  • 横に寝るより座っているほうが楽になる
  • 呼吸が止まることが有る
  • 咳がひどくて眠れない
  • 犬が吠えるような酷い咳をする

上記に当てはまる場合は救急医療機関の受診が必要な可能性があります。

呼吸が苦しそうでも眠ることができて上記に該当しない場合は、「まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらないのかを確認してください。
該当しない場合は、翌日まで様子を見てかかりつけ医の受診でも問題ない可能性があります。

※ 対応に困ったら「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

急に咳き込みだして止まらない場合

気管にものを詰まらせた場合は急に咳き込みだして、苦しそうにします。誤って異物を飲み込んだ可能性も考えられます。
何かを喉につまらせたということが分かっている場合は、膝の上に抱え込んでうつ伏せの状態にしてみましょう。

頭を低い位置に置いて、肩甲骨の間を4回から5回ほど強めに叩いて詰まっているものを吐かせます。

うつ伏せ以外には、体を縦にして後ろから腕を回して肋骨の下で両手を組みます。
そしてお腹を強めに圧迫することで異物を吐き出します。

これらの処置をしても上手くいかない場合は救急車を呼ぶようにしましょう。

嘔吐した場合

嘔吐がある場合は、以下の項目に当てはまるかをチェックしましょう。

  • 何度も大量に嘔吐する
  • 水分を与えても嘔吐してしまう
  • 嘔吐の内容が緑色をしている
  • 乳幼児で嘔吐にくわえて激しく泣いている
  • 血便もともなっている
  • 下痢も酷い
  • 頭痛と発熱もある
  • 舌が乾燥している
  • お腹まわりの皮膚がシワシワで張りがない

上記に当てはまる場合は救急医療機関の受診が必要な可能性があります。

嘔吐があっても水分が取れるような状態で上記に該当しない場合は、「まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらないのかを確認してください。
該当しない場合は、翌日まで様子を見てかかりつけ医の受診でも問題ない可能性があります。

※ 対応に困ったら「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

嘔吐の際に気をつけること

嘔吐がある際には以下のようなことに気をつけてみてください。

  • 寝ている状態の場合は、吐いたものが気管に入らないよう、頭を横にしてあげましょう
  • 吐いたものは直ぐに片付けて、感染予防のために手洗いなども心がけてください
  • 衣服をゆるめて、胸やお腹を楽にさせて休めるようにしてあげてください
  • うがいが出来るようであれば、口をゆすいでキレイにしてあげましょう
  • 嘔吐後の1時間程度は、固形物や水分を与えないようにする
  • 本人が欲しがるようであれば少量の水分を数回にわけてあげる
  • 3回程度の嘔吐で落ち着いて、その後眠れるようであれば無理に水分をあたえない
  • 与える水分は、水や薄めたお茶か嘔吐下痢用のイオン飲料(経口補水液)が適している
  • 牛乳やジュースなど消化に悪いものを飲ませない
  • 食事は無理にあたえず、落ち着いたら野菜スープや薄めの味噌汁からあたえてみる

脱水症について

嘔吐や下痢の場合は、水分も十分に取れなくなり脱水症になる可能性が高くなります。

脱水の症状としては以下のようなものがあります。

  • ぐったりしている
  • ウトウトしていてすぐに寝てしまう
  • 舌が乾燥している
  • お腹まわりの皮膚がシワシワで張りがない
  • 尿が半日以上出ない

上記に1つでも当てはまる場合は脱水症の可能性があります。救急医療機関へいくようにしましょう。

下痢や腹痛

下痢がある場合は、以下の項目に当てはまるかをチェックしましょう。

  • 何度も大量の下痢がある
  • 便に血がまじっている
  • 嘔吐もともなっている
  • 腹痛も酷い
  • 舌が乾燥している
  • お腹まわりの皮膚がシワシワで張りがない

腹痛がある場合は、以下の項目に当てはまるかをチェックしましょう。

  • 乳幼児が激しく泣いている
  • お腹が通常より激しく膨れている
  • 体を動かすとお腹の痛みがひどくなる

上記に当てはまる場合は救急医療機関の受診が必要な可能性があります。

下痢や腹痛があっても酷くなく水分も取れていて上記に該当しない場合は、「まずはどんな状態なのかを観察」の項目内容にも当てはまらないのかを確認してください。
該当しない場合は、翌日まで様子を見てかかりつけ医の受診でも問題ない可能性があります。

※ 対応に困ったら「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

下痢や腹痛で注意すること

下痢や腹痛がある際には以下のようなことに気をつけてみてください。

  • 下痢の回数や状態を記録しておく
  • オムツの状態を携帯で撮影したり、実際に病院へもっていって医師に見せれるようにする
  • 下痢が酷いと脱水の可能性が出てくるため水分を与えるようにする
  • 与える水分は、水や薄めたお茶か嘔吐下痢用のイオン飲料(経口補水液)が適している
  • 牛乳やジュースなど消化に悪いものを飲ませない
  • 食事は無理にあたえず、落ち着いたら野菜スープや薄めの味噌汁からあたえてみる
  • 腹痛や下痢がひどくなければ、消化の良いお粥やうどん等を少しずつあたえる

その他の症状

小児救急でよくみられる、その他の症状については以下のとおりです。

蕁麻疹(じんましん)

蚊に刺されたときのような小さい発疹が全身に現れて、強いかゆみもともないます。
原因は不明ですが、食べたものから発症する場合があります。

発疹やかゆみが酷い場合は救急医療機関の受診が必要となります。

喉の中にも蕁麻疹が現れることもあります。
その場合は浮腫みや呼吸が苦しくてゼーゼーとすることもあります。

上記の場合は救急車を呼ぶようにしましょう。

蕁麻疹が出たとしても少量でかゆみも少ないようであれば、翌日まで様子をみてかかりつけ医の受診でも問題ありません。

水ぼうそう

全身に赤い発疹と、水ぶくれ(水疱)ができます。
かゆみを伴って、発熱も起きる場合もあります。

激しく痒がるようなことがなければ、翌日まで様子をみてかかりつけ医の受診でも問題ありません。

水ぼうそうは発症後の2日以内であれば、ウィルスをおさえる薬の効果があるので慌てる必要もないでしょう。

やけど

ヤケドをしてしまったら、水道水で患部を冷やしながら最低でも10分程度ながくても20分から30分は冷やすようにしましょう。
やけどの箇所が服で覆われていたとしても、その上から冷やして問題ありません。

救急医療機関を受診する際には、家庭用の塗り薬はぬらずに行くようにしてください。
状態によって小児科や皮膚科など何処で受診するかを救急医療機関が判断します。

やけどの範囲や皮膚の状態(赤い・水ぶくれ・色)などを説明できるようにしておきましょう。

頭部の打撲

頭を打ってしまって、直後に泣いていて意識もしっかりしているようであれば様子をみても問題ない場合があります。
嘔吐や意識が朦朧としているようであれば、すぐに救急医療機関へ受診しましょう。

頭部の場合は検査ができる環境が整った医療機関で受診する必要があるため「#8000」こども医療でんわ相談等に電話してみましょう。

事故を予防するためのチェック項目

子供の事故を予防する意味で下記の項目を点検して致命的な事故を未然に防げるようにチェックしましょう。

転落防止チェック

転落して頭を強打する危険項目と予防対策

  • 【ベビーベッド】…柵を一番上まであげておく
  • 【ベランダ】…踏み台になるものを置かない。鍵をかけてひとりで出られないようにする。
  • 【階段】…ひとりで上り下りできないように柵をつける。
  • 【自転車】…子供を補助椅子に乗せた状態で止めない。ヘルメットをかぶせる。

やけどチェック

熱湯や火でヤケドする危険項目と予防対策

  • 【なべ】…ひとりで台所へ入れないようする。離れる時は鍋のつかみを奥に向けておく。
  • 【ライター】…手の届かない場所へ置いておく。

水まわりチェック

水に落ちて溺れる危険項目と予防対策

  • 【浴槽】…浴槽内にお湯を残さない。ひとりで風呂場に入れないように鍵をかける。
  • 【洗面器】…わずかな水もためて放置しないようにする。
  • 【トイレ】…トイレの蓋は必ずしめるようにする。

窒息チェック

首や喉の詰まりで息ができなくなる危険項目と予防対策

  • 【ベビーベッド】…柔らかい布団や枕を使わない。ぬいぐるみやタオルなど口や鼻をふさぎそうな物を周辺におかない。
  • 【滑り台】…遊ぶときにはヒモやフードなど服装に注意する。カバンや水筒なども外すようにする。
  • 【おもちゃ】…口にはいってしまうサイズの物を手に届く範囲に置かないようにする。

熱中症チェック

車内放置の危険項目と予防対策

  • 【自動車】…車内に取り残して放置をしない。赤ちゃん用のチャイルドシートは後部座席につけるようにする。
  • 【外出時】…夏の炎天下状態では直射日光をさけて帽子をかぶらせる。
  • 【自宅】…室温の状態に気を配る。水分補給をこまめに行う。

事故の手当や救急対応の目安

子供は成長や発達の段階によって事故も起こりやすくなっていきます。

生命の危険となる事故としては以下のものがあります。

  • 転倒・転落
  • 窒息
  • やけど
  • 溺れ
  • 熱中症

0歳のころは窒息での事故で亡くなる子が多い傾向があります。
5歳になると交通事故で亡くなる子が多い傾向があります。

頭部のケガ

椅子から転倒したり、机の角に頭をぶつけたり転んだりすることは日常生活の中ではよく起こる事故です。

手当としては…

  • 安静にして様子をみる
  • 少量の出血であれば止血を施す
  • 小さくて硬いコブは冷やす

以下の場合は救急車を…

  • 意識がない
  • 呼吸の乱れがある
  • 耳・鼻・口からの出血がみられる
  • 嘔吐や痙攣がともなう頭痛がある
  • 目の焦点が定まっていない
  • 手や足を動かすことが出来ない
  • 顔色が悪い

やけど

やけどの場合は該当箇所の範囲が広くて深いほど危険となってきます。

手当としては…

  • 急いで患部を冷やす
  • 衣類は脱がさす冷やすようにする

以下の場合は救急車を…

  • 広範囲のヤケドを負った場合

溺れ

水の抵抗で呼吸ができなくなる状態は、コップ一杯の水でも起きる可能性があります。

予防としては…

  • 入浴後の浴槽の水を抜くようにする
  • 洗面器の水をわずかでも溜めておかない
  • 浴室のドアを外から鍵をかける
  • 浴槽のフタは入浴直前に外す
  • 子供同士で風呂にいれない
  • 入浴中は子供を1人の状態にしない

熱中症

体の温度よりも更に高い熱がおきている環境で長時間さらされると、体内の熱生産が上回り熱中症を引き起こします。

予防としては…

  • 室温の調節に気を配る
  • 吸湿性や通気性を考えた服装を心がける
  • 水分と塩分を考えた補給を適度に心がける
  • 直射日光を避けて帽子をかぶらせる
  • 夏場の炎天下では適度に休息をとる
  • 自動車の中に子供をひとりの状態にさせない

誤飲

ハイハイで動き出すことをはじめた赤ちゃん等に多い事故が、誤って食べ物以外のものを飲んでしまう誤飲です。
タバコや薬、洗剤やオモチャなど身の回りにある日用品が原因となることが多いです。

誤飲してしまったものによっては中毒症状を引き起こす可能性もあります。
子供の手の届く範囲には置くことがないように十分に配慮するようにしましょう。

生後91日まとめ

今回は赤ちゃんの病気や事故による緊急性の判別や、予防対策についてまとめてみました。
親としては安全を最優先するあまりに、まずは救急車と考えてしまう場合もあるかもしれません。

しかし子供の様子を観察して対処することの知識を知っておくと、対応の幅も広がります。

臨機応変に対応できるように、事前に周辺の夜間や休日も診てくれる病院を「かかりつけ医」以外でも探しておくと安心できますね。
わたしも、かかりつけの小児科以外に近隣で対応可能な病院をいくつか調べておきました。

判断に困った場合は「#8000」こども医療でんわ相談等に電話できることを知っておけば、あとは適切なアドバイスを受けられるように状態をよく観察するだけです。
いざというときに慌てないように、普段から準備をしておくことが重要ということがわかりました。