【赤ちゃんの発育】遅い早いは個人差大♪「発達の目安は成長の仕組みにあり!過去4ヶ月振り返り☆」
生後133日となりました。よく子育てが終わった世代の方や、小児科の先生や助産師さんなど体重や身長はあまり気にしないように言われることがあります。
でもねでもね。子育て真っ最中な人にとって発育を気にしないなんて無理な話です。
私も毎日体重が気になります。きっとほとんどの方が気になっているんじゃないでしょうか。
低出生体重児の赤ちゃんをもつ親であれば尚更でしょうね。
きっと我々も子育てが一段落したら、発育なんて気にしなくて大丈夫って言うようになるのでしょう。
生後4ヶ月になると、体重の増え方もなだらかになっていきます。
そこで今回は気になる身長や体重の発育曲線などについて、ひもといていきたいと思います。
赤ちゃん密着24時(生後133日)
生後133日です。夜勤復活の兆しがみえてきて数日がたっています。
これがきっと夜泣きってやつなんでしょうかね。先の見えない戦いに再度突入していく気分でございます。
この日は前日の22時に就寝しました。ですが深夜の3時に一度目覚めましたので、1回目は5時間睡眠です。
夜勤後にはスムーズに眠ってくれて早朝の8時まで4時間ほど寝てくれました。
昼間はあまり寝ることはなく、30分睡眠が3セット程度でうちの子にしては少ない方でした。
自然と夜のぐっすりタイムを期待してしまいます・・・!たのんだぜ。
時間 | 尿 | 便 | 授乳 | その他 |
---|---|---|---|---|
0時 | ||||
1時 | ||||
2時 | ||||
3時 | 1回 | 1回 | ミルク120cc | |
4時 | ||||
5時 | ||||
6時 | ||||
7時 | ||||
8時 | 1回 | 1回 | 1回 | インクレミンシロップ ミルク120cc |
9時 | 1回 | 1回 | ||
10時 | 1回 | |||
11時 | 1回 | 1回 | ミルク120cc | |
12時 | 1回 | 1回 | ||
13時 | 2回 | |||
14時 | 1回 | 1回 | ||
15時 | 3回 | 1回 | ミルク120cc | |
16時 | 2回 | 1回 | ||
17時 | 1回 | お風呂 | ||
18時 | 1回 | |||
19時 | 1回 | 1回 | ミルク120cc | |
20時 | 1回 | |||
21時 | 1回 | |||
22時 | 1回 | ミルク120cc | ||
23時 | ||||
合計 | 16回 | 4回 | 10回 | 体重6,500g(前日比±0)【睡眠】約10時間 【体温】36.5度 ミルク720cc |
4ヶ月までを振り返る
今回は発育についてということで、これまでの赤ちゃんの成長を振り返ってみたいと思います。
これまでの記事にもまとめましたが、妻は40代という高齢と持病もあり帝王切開での出産となりました。
帝王切開オペ当日もすんなりと赤ちゃんとご対面というわけにもいかず、ドタバタしていたのも記憶に新しいです。
お腹から取り出した時に赤ちゃんは産声をあげられず「新生児仮死」という状態にありました。
しかも出生時の赤ちゃんの状態は…
- 【体重】2,438グラム
- 【身長】46.5センチ
- 【胸囲】29センチ
- 【頭囲】32センチ/li>
体重は低出生体重児と認定されました。母子手帳にもしっかりと特別な処置の欄に「新生児仮死」と明記されています。
低出生体重児といっても通常の赤ちゃんよりは少ないですが、2,500グラムに今ひとつといったところなので小さめの赤ちゃんということでした。
成長曲線のスタートとしても身長も体重も、真ん中よりちょっと下に位置するところにあります。
客観的に判断をすると気にすることはないかもしれませんが、病院から小さめといわれると発育がきになってしまうのが親心です。
当然ながら妻も私も体重の一挙手一投足が気になってしまう毎日でございます。
そして入院中はオッパイとミルクの混合で過ごすこととなり、一週間が経過すると…体重は2,344グラム(約100g減)になっていました。
出生時の体重から減るのは羊水などの影響からで、一般的なことのようです。
さらに新生児の後期となると体重は…
- 【生後13日】2,638グラム
- 【生後21日】2,954グラム
生後約2週間で、出生時の体重を追い抜いて、3,000グラムに近づくほどとなりました。
むかえた1ヶ月健診での赤ちゃんの状態は…
- 【体重】3,030グラム
- 【身長】51.7センチ
- 【胸囲】31.5センチ
- 【頭囲】32.7センチ/li>
体重も3,000グラムを突破して、身長も50センチを超えるなど成長著しい状態になってきました。
これだけ増えたのに成長曲線はまだ下の方です。スタートに負荷があった分、成長するのも勢いがないと追いつけません。
そのため、低出生体重児の場合は鉄分が不足しがちということでインクレミンシロップが処方されるようになりました。
生後2ヶ月にもなると…体重は4,740グラムと急激に増えていきます。出生時の倍に迫る勢いですね。
そして3ヶ月になると…体重は5,520グラム。4ヶ月になると…体重は6,040グラム。
まだまだ成長曲線的にはギリギリ範囲内というところですが、あらためて増え方を見てみるとよくぞここまで!という感慨深い気持ちになります。
- 【生後0ヶ月】2,438グラム
- 【生後1ヶ月】3,030グラム(+592g)
- 【生後2ヶ月】4,740グラム(+1710g)
- 【生後3ヶ月】5,520グラム(+780g)
- 【生後4ヶ月】6,040グラム(+520g)
まとめて比較してみると生後1ヶ月から2ヶ月の増加が物凄いことになっていますね。2キロに近づくくらい増えています。
このように4ヶ月を振り返るとあらためて、赤ちゃんの成長には驚かされます。
発育は気になって当たり前!
赤ちゃんを世話して育てていくという生活の中で、一番気になる事項はやはり身長や体重の増え方が順調というところではないでしょうか。
特に低出生体重児など小さく生まれてしまった赤ちゃんの身長や体重は、元気に成長しているかのバロメーター的なものとなってきます。
親としても成長や発育状況が気になってしまうのは自然な流れであり当然のことといえます。
母子手帳の身体発育曲線というものもくせ者で、範囲内におさまっていれば安心なのですが範囲から外に出そうであったり大きく外れていると追いついてくれと気になってしまいます。
自分の子供だけを見ていれば比較対象はありませんので、小さいながらに成長していくことが誇らしくて気にならない部分もあるでしょう。
しかし、同じような月齢の子供を見た途端に落ち込むこともあります。赤ちゃん学級などに参加して見比べて現実との差を実感してしまうのです。
落ち込んでいるのを見かねて周りの人は「気にすること無い」と励ましてくれるでしょう。
自分自身も小さく生まれたのだから、赤ちゃんなりのペースで大きくなってくれればよいとわかっているはずです。
いつか標準の範囲にはいってくれると理解しているつもりでも、赤ちゃんの発育がきになるのは親心ですし仕方がないことです。
近所の人からの「今何ヶ月?」という会話が辛くなることだってあります。
友人や知人、親族などから「大きくなった?」「今体重いくつ?」という言葉もプレッシャーに感じることだってあります。
これらは全て嫌がらせの言葉でもありませんし、言われた方も理解していることでしょう。
ある意味「親なんだから発育が気になって当たり前!」と開き直っている人だっているかもしれません。
考え方次第で心の負担も大分かわってきます。気にしないなんて無理な話です。
気になって当たり前なんです。気にしない親なんていません。自然なことなんだと認識するようにしましょう。
低出生体重児が発育曲線に追いつく期間
低出生体重児の赤ちゃんの発育は、修正月齢からみても一般の発育曲線にはすぐに追いつくことはありません。
範囲内にはいってくる目安は…
- 体重1,500グラム以上で生まれた赤ちゃんであれば「約12ヶ月程度」
- 体重1,500グラム未満で生まれた赤ちゃんであれば「約2歳程度」
これはあくまで目安ですが、上記くらいかかるといわれています。
さらに、低出生体重児で慢性肺障害による影響で長く呼吸管理を受けていた赤ちゃんは「5歳から6歳」になって一般的な成長曲線に追いつくという例もあります。
小さく生まれた赤ちゃんの発育は、一般的な赤ちゃんより緩やかとされています。
低出生体重児用の発育曲線もあるので、一度病院に相談してみると参考資料を紹介してくれるかもしれません。
発育に関する成長曲線は総じて平均値の線です。
注目すべきは線と同じようなカーブで上昇しているかという点です。
すこしぐらい範囲内から外れていても問題ありません。
親としては心配な部分もあるでしょうから、些細なことでもかかりつけの小児科などで相談して不安を取り除いていきましょう。
発育の仕組みを知ろう☆
赤ちゃんの発育は身長や体重だけでなく、寝返りやハイハイなど運動機能の面でも気になるところですね。
運動機能の発育に関しても生まれた時の未熟性が強いほど、追いつくのも遅くなるといわれています。
ご自身の性格を鑑みて気にしすぎてしまう方は、思い切って発達の標準値に関する情報をみないようにするのも一つの手です。
しかし見たくないと思いつつも「いつまでに、何ができるようになる」という情報に目がいってしまいますし、見ないと不安になるという方もいるかもしれません。
発達の標準値は特に目にしないようにしつつも、指針として発達の「仕組み」については知って置いても良いでしょう。
寝返りひとつにしても、赤ちゃんは寝返りのための練習を密かに積み重ねてやっと到達できる運動です。
たとえ平均より遅いとしても、着々と寝返りに向けてのステップを踏んでいるのであれば問題ないですし安心することもできます。
標準的な期限のようなものばかりに目を向けずに、先の見通しを理解して知っておくだけで不安が減ることもあります。
それに運動機能の発達と、カラダの発育というものは無関係ではありません。
寝返りに向けてのひとつひとつの過程の中には、脳の中枢神経系の発達からみても密接に関係していると言えます。
また、筋力との関係も非常に大きいものです。
カラダも小さくて筋力の発達が不十分の赤ちゃんにおける、運動能力の発達もゆっくりになるということは理解できるところかもしれません。
そんな時、親としても出来るサポートというものもあります。
意欲があっても、赤ちゃん自身が発達を諦めてしまわないように絶妙なサポートを施してあげることが重要です。
着々とステップを踏んで「首すわり」「うつ伏せ」「寝返り」など運動機能を制覇していくために、親も一緒になってサポートしてあげましょう。
そのためには発達の仕組みと出来るサポートについて知っておくと良いかもしれません。
以下の記事にまとめてあるので、是非参考にしてみてください。
成長の記録をつける
毎日育児に奔走している方なら、心配事はひとつ解決してもわき続けることは認識していることかもしれません。
そんな心配事があふれている中、自分の赤ちゃんと他の子を比較するようなことをしだすとキリがありません。
比較してしまうのは仕方がないことですが、もっと身近に目をむけてみてください。
他の子の成長に目を向けるのではなく、愛する我が子ひとりの成長に目をむけてみてはいかがでしょうか。
しっかりと毎日観察していると、昨日できていなかったことが今日できちゃうの!?という瞬間であふれていることに気づくはずです。
そのためにちょっとしたことをメモする程度の軽いノリで、日記をつけたり携帯で動画や写真をとると後で振り替えれるのでとても便利です。
つらくなったときに以前の記録を振り返ることで、こんなに成長したんだと安心することができます。
命を授かったあの頃にもどることで、原点の気持ちに立ち帰れることも出来ます。
私もこのようにブログで日々の記録をつけていて、特に出生の頃を振り返ると生きるか死ぬかの事態だったんだなあと当時の記憶に触れることが出来ます。
あの頃に比べると今なんて幸せでしか無いことに気がつくことが出来ます。
普通だったら昔のことなんて今に押しつぶされて、記憶なんて遠い過去に追いやられてしまうことでしょう。
赤ちゃんの必死の一歩一歩の成長を見過ごすことなんて、とてももったいないことです。
日々気づきがあって、毎日喜びにあふれています。
過去を振り返ることが出来れば、とても密度の濃い充実した育児の足跡であったことを実感することができますよ。
生後133日まとめ
生後133日となりました。今回は過去4ヶ月の赤ちゃんの発育と成長を振り返りつつ、当時の記憶を交えて色々な親の想いについて触れてみました。
どの親もそうかもしれませんが、日々の赤ちゃんの成長具合というものはとても気になるところです。
体重というものは、その最たるもので気にしないわけにはいきません。
毎日記録をつけていると、成長の具合もより実感できます。
記録をつけていなかったら毎日悩んでいる印象しかのこっていなかったかもしれません。
特にこの4ヶ月以降は体重の増え方も緩やかになっていきます。
毎日とはいかずとも思い出した時に体重の記録などをつけていると、あとで悩んだ時に振り返ることが出来るのでおすすめです。
ちょっとした赤ちゃんの行動についてもメモ程度にとっておくと、こんな時もあったんだと当時の記憶に触れることも出来ます。
私も文章にするのはちょっと大変ですが、毎日記録してよかったと思っています。
もうちょっとアクセス増えたらやりがいもあるのだけれど・・・(´・ω・`)